ねこ鍋

ねこ鍋―みちのく猫ものがたり

ねこ鍋―みちのく猫ものがたり

冬はやっぱり鍋ですよね!!
あったまるし、野菜もたくさんいただけるし!!







・・・・違いますって。



猫食べるようなことしませんて。




岩手のある川辺にいると、ダンボールが流れてきた。
その中に生まれたばかりの子猫が6匹。
2匹はもう冷たくなっていた。
拾い上げた著者は、もともと飼っていたメス猫2匹とともにチビ猫4匹も飼うことになった。



ある日、土鍋を置いておいたら、チビが1匹寄ってきて、くるりと丸まって中に入って昼寝を始めた。
試しに土鍋を増やしたら、他のチビたちもくるり、ぐぅぐぅ。
隣の土鍋が良さげに見えると、無理やり入り込んで大盛り。





呆れてみていたメス猫たちも、みんながいない時をみはからって、入ってみたりする。



1匹でさえ表情豊かな猫ですが、6匹も集まると自然体のコメディタッチの日常が。
「ほおら、かわいいでしょ!!」という強引さもなく、超脱力系。
岩手弁まじりの文章も、ほんわり度あげてます。
なにやらDVDも出ているらしい「ねこ鍋」なのです。