がばいじいちゃん豆腐と三鷹天命反転住宅

uiui2009-04-02


まずは、知人が生産にかかわっている豆腐のご紹介。
佐賀名物?の「ごどうふ」。
東京で売られているのは、見たことないな。
湯葉が集結して、そのまま豆腐になったような・・・
ゴマ豆腐のようなモッチリネッチリ感をもった豆腐というか・・・
このままでも甘みがあっておいしいし、肴にもなるね。
付いているごまだれをかけたら、小鉢どころではない存在感だ。(トップ画像)



お豆腐は、絹と木綿の間くらいの固さで、これも濃縮豆乳を食べている感じだ。
いつも食べてる冷奴より、重い食感。
おいしいねえ。


一生懸命仕事をしてリタイアしたら、今度は自分の畑やたんぼを一生懸命耕しだした自称がばいじいちゃんは、毎朝起きるのが楽しみで仕方ないそうだ。
育てている作物たちの成長を感じられるから。
その中でも、佐賀県のブランド大豆「ふくゆたか」と天然のにがりのみを使用した限りなく無農薬に近い安心な豆腐。
原料コストも労力も惜しまず、その日その日で出来具合が微妙に違う豆腐。
工業製品ではない自然の恵みである食だ。






さて、三鷹天命反転住宅
ご存知ですか?
外観→ 
webサイトに内装がよく分かる画像がたっぷりあるよ
  ↓
http://www.architectural-body.com/mitaka/


東八道路沿いにあるこの派手な建物を、最初は幼稚園だと思っていた。
そしたら、れっきとしたマンションだそうで。
しかも、外見から想像してしまう奇抜さだけがウリのデザイナーズマンションなどではなかった。

中に入る機会があってね。

・球体や円筒形の部屋があり、マンションの真ん中がダイニングキッチンになっている
もちろん外見だけが球体なのではなく、中にはいってもボールの中にいるかのように曲面になっている。

・球体のバスルームの真ん中に円筒形のシャワー室。その後ろにクルリと回ると、窓際にある明るいトイレ。(ドアなし)

・ダイニングの床は、でこぼこが波打っているコンクリート

・キッチンは床より低く、流し台を使うのにも数段降りなくてはならない。

・電気スイッチの位置も高かったり、低かったり、曲がってついていたり。



やっぱり奇抜なだけじゃないかって?



ちっちっち。



ニューヨーク在住の荒川秀作さんは、住みやすいバリアフリーと真逆の発想でこの建物を作ったそうだ。
「高齢者にこそ住んでほしい」と言っているらしい。
「ヘレンケラーのために」という想いもこめられているとか。




自然界にはもともと平らな場所はないものだ。
この家に住めば、人間の内に眠っている感覚や機能が目を覚ますのだ。

という発想。
「死という運命に抗う場」という思いから、『天命反転住宅』と名づけたとのこと。
見学会が4月11日(土)にあるようだよ。
住宅の認識が変わるよ。
ここに住みたいかどうかはともかく、あちこちで売られている住宅たちが「既製品」であることが実感される。
賃貸もあるし、分譲もある。そして、1週間単位で借りることもできるみたい。




おまけ画像:広島で買った温浴カープの湯」