なかよし取扱説明書(犬式)

uiui2006-05-06



なかよし取扱説明書(犬式) (犬がおしえてくれた本)

なかよし取扱説明書(犬式) (犬がおしえてくれた本)


「なかよし」なんて今さらー。


そうですよねー。大人になったら、「なかよし」なんて単純にはいかないのよ、人間関係。
だけど、これは「犬式」ですから。
人間式に考えていた事も犬式に考えてみたら、素直に受け止められることがあるかも。



公園などに小さい子供をつれていくと、その場の状況検分もせず「ほらほら、おともだちのおもちゃととっちゃだめでしょ」とか「おともだちとなかよく遊ぼうね」とか親が声がけすることがよくあるようです。
それがたとえ初めて会った子でも「おともだち」を遣うようです。
子供にしてみれば、たまったもんじゃないのかもしれないけれど、公園では親同士のお付き合いの方が大変なんていう話も聞きますから、これもお付き合いの知恵なのかもしれません。



以前にも書いたかもしれないけど、私は、7〜8年前にプレ幼稚園のようなサークルを運営していた事があります。
それは、めざましい成長をする時期かつ、子育てを一番楽しめる(はずの)幼児期に子供を早々に幼稚園に預けてしまうのが惜しく、それでも集団のルールや遊びを身につける場も必要だということで作ってしまったものでした。
親がみんなで運営や企画に携わるので、自分だけの子育て観に縛られることなく、また他人の子に直接関わるため、中途半端によその子とわが子を比較することから逃れられたと思います。
公園のお付き合いだけだったら、「子育て中の専業主婦」としか見えなかったかもしれない親たちもサークル活動において、それぞれの才能や個性を発揮してくれて、「なかよし」になれました。
「ともだち」になれました。



私が引越してしまったので、サークルも終わりかと思っていたけど、つい最近まで引き継いで続けてくれていたようです。
一緒にやっていた仲間たちから、お花見や食事会の企画が今でもくるので、子供のためにやったことがいつの間にか自分のためになっていて不思議です。


あぁ、また本の話がそれてしまった。


「なかよし」を犬式に説明すると、単純明快・・・かな?