コスタリカ一人でボチボチ(サンホセ市内)


2015年5月に一人でコスタリカを旅行しました。
web情報や観光本も少ないので、ご参考までにレポートを書いてみました。
短い旅程の割にボリュームがあるので、下記の項目に分けています。
実際に旅行される方は、新しい情報を確認なさってくださいね。


5/2 準備編(コスタリカ内での移動、両 替、インターネット等)
5/3 トルトゲーロ
5/4 サラピキ
5/5 アレナル
5/6 タバコンスパリゾート
5/7 サンホセ市内 
5/8 ブリットコーヒー農園見学(エレディア)
5/9 出国等


では、サンホセのレポートです。
通常のパックツアーだと、サンホセ市内はあまり重要視してないみたい。
観光本にも「半日あれば十分」と書いてあったり。
私は、旅先の生活を垣間見るのが好きなので、市内もとても楽しかった。
サンホセ市民の日常を感じることができたよ。

まず、コスタリカに到着した日。
夜着で、翌朝早く出発だったので、B&Bに泊まった。
「Kaps Place B&B
宿泊料:$35.40/泊(別途税13%)朝食付き。
部屋でWifi可。


B&Bとはいえ、ちゃんと空港でのピックアップもしてくれる。
所要時間40分で$30.0だから、良心的じゃないかな。
深夜によく分からないタクシーに乗るより安心だと思う。

サンホセのホテルは、入口は狭いけど、素敵な中庭があるタイプが結構多いのかな。

部屋の内装や家具の配色が中米らしくて、真夜中なのにテンションあがってしまう。




ちょっと下水のニオイが気になるかも。

市の中心からは少し外れてる。





帰国直前に2泊して、サンホセ散策の拠点にしたのがココ。
「Hemingway Inn」
宿泊料:$35.00(別途税13%) 朝食付き。
部屋でWifi可。




バスルームは質素だけど、清潔。毎日、タオル交換もしてくれる。

床も家具もニスがしっかり塗られ、きれい。

絵画がたくさん飾られているのだけれど、多くは、壁に直接描かれてる。

この壁の絵は、以前ここで働いていた人が描いたそうな。




オウムたちが騒ぐ声で目覚めたら、鳥がのぞきにくる中庭で朝食。

「パンケーキ」「トースト&スクランブルエッグ」「トースト&目玉焼き」から選んで、その場で作ってもらうシステム。




いよいよ散策へ。
住所はアヴェニーダAVENIDA(Av.)とカジェCallleで碁盤状になっているので分かりやすい・・・はずだったけど、Central通りが歩行者天国だったりして、イメージと違うし、路地みたいな通りもちゃんとカウントされていて、つい見過ごしちゃう(数えそびれる)。
いちいち通りのAv.やCalleの表示を確認しないと、自分の位置を見失う・・・



欧州風の建物が多い。




大学かな?






世界中どこにでも中華街。
でもあまり機能はしていないみたい。


早朝からopenしてるベーカリー。
朝食をとってる人も。
レストランもこういったファストフードの店もオープンフロアになっていて気持ち良い。
それに最大の節電になるよね。












カープタクシーではない。
サンホセ市内では、タクシーは赤。







なぜか、道路の真ん中に線路。
走っているものは見ることができず。



このポスター(バージョンは異なるけど、同じメッセージ)をよく見かけた。

サンホセ市内には、こういった小さなホテルがたくさん。






医院。


通勤手段は、車かバスなんだね。
どのバス停もすごい列。



公園も多い。どこからでも入れるのに、なぜかちゃんと門扉がある。
木の上でハチドリが花をつついていたり、リスがチョロチョロ。



道路には、横断歩道や信号があまりない。
2車線の道路はほぼ一方通行になっているので、片方側からの車にさえ気をつければよいという感覚なのだろね。
でも、4車線の車がバンバン通る道路でも、横断歩道は少ない。
でも、みんな、平気で渡る。

信号がある場所では、ホームレスが赤で車が停止するのを待ってる。ドライバーたちに物乞いをするために。




野菜や果物は屋台で売られてることが多い。
この国の野菜はほんとに美味しい。



葡萄があまりに魅力的だったので、残っていた200コロン分だけ売ってとお願いしたけどダメだって。
というわけで、大房2つ1000コロン(250円位)を買ってしまった。
やすいっ!!


果物も豊富なので、レストランなどで出されるジュースは生ジュース。
おいしいよ〜。


四国と九州を合わせた程の面積なのに、ワールドカップにも出場するほど、サッカー選手にも恵まれている国。
試合はやっていなかったけど、国立競技場に行ってみた。
国立劇場から、徒歩30分位。バスに乗ってもよいね。
Centralアベニューをサン・フアン・デ・ディオス病院の小児病棟も過ぎ、突き当たるまで西へ進む。
コスタリカでは医療は無償。

途中から、サンホセ中心地とはちょっと違う雰囲気になる。
やや危なげな。
あやしい露店も出てる。


突き当たると、こんな美術館がある。
この後ろの公園の奥に競技場がある。


きれいなデザインだねえ。資本は中国からだとか。


大きな公園の中にあって、競技場周辺では、いくつかある自由に使えるサッカーコートで少年たちが走り回っていた。




サンホセ中央郵便局。
優美な遺跡のような建物。そういえば、他の市の郵便局もこんな建物だった。

切手1〜2枚(1ドル25セント/枚)でポストカードを日本に送れる。
郵便局に入って、すぐ左の差し出し口(世界のゾーン毎に分かれてる)に入れる。
届くのに10日ほどかかった。



中央市


夕方になると、路上で野菜を売る人たちが現れる。




食品や衣料品等あらゆるものの商店が詰まってる。
服屋。

肉屋。



そういえば、女性のパンツスタイルはほぼスキニー。
ぴっちぴちのジーパン。
老いも若きも体型にも関係なく、スキニー。
女子高生の制服もポロシャツ&スキニーというところがあった。


持っているのはみんなスマホガラケーは見なかったな。
このスマホ、9,000円位。


各国の値段を比べるといえば、マクドナルド。


政庁舎


国会議事堂


国立図書館


国立劇場
国民自慢の劇場で、これを壊されるようなことがないようにと戦争どころか内紛も起こらないという話も。

日本人も出演?


国立博物館



学校はほんとに美しい建物が多い。


司法警察本署


この隣に犯罪博物館がある。
コスタリカって、こういった博物館の開館時間が早い気がする。働き者なのかしら。


それにしても警官が多すぎる。


たむろして怪しげな雰囲気を出しているのはたいてい警官たち。
1ブロック毎に複数名いる。

うじゃうじゃいる。


勤務中だけど、スマホもいじってる。
渋滞のひどい市内だから、自転車ポリス(とってもスポーティ)も多数。

セントラル通りには、警官用見張台もある。



夜になると、あちこちの公園に人々がウヨウヨと繰り出してくる。
夜祭でもあるのかと思うほど。




翌朝の公園の汚いこと。
ゴミ分別にうるさいのがうそのよう。
ゴミの捨て方は随分前の日本みたいだ。


コーヒー豆を煎って販売。

ホテルの食事にチーズはあまり登場しなかったけど、コスタリカのチーズは変わってるよ。
カテージチーズにコクを残して固めた感じ。
味(塩気)もしっかりついている。
大きな塊で売られていて、しかも他の種類のチーズはない。
最初、豆腐かと思った。

民芸品市場は、朝10時からなので、やってなかった。


朝は運試しの時?
宝くじ屋があちこちで通勤者に売ってる。
50〜60コロン?


新聞売りもあちこちに。

夕食をとろうと、お店を物色していたら(飲食店もほとんどドアがないオープンフロアタイプ)、レアルマドリードのグッズが見えたお店に手ごろな定食があったので入ってみた。

置いてるテレビではサッカー中継。
壁にびっしり各国各チームのエンブレム。

店長が熱烈なサッカー好きらしい。
「写真撮っていい?」と聞いたら、もちろん!と応えて、突然カウンターの下にもぐった。


???

再び現れた彼は、自分が応援する地元チーム「CSエレディア」のフラッグをバーンと広げる。
エンブレムの写真を撮らせてもらおうと思っていたのだがw

そして、日本から来たと伝えると、なんと。




私の応援するチーム、それ!!
日本代表のエンブレムなら分かるけど、なぜFC東京!!


以前に日本人客に教えられたのか、「みのもん、知ってるよ。みのもん」と店長。
みのもんたさんを知ってるなんて、日本通だなと思ったけど、「飲み物」のことだった。
発音を訂正してあげたら、しばらく「みのもん、のみもの、みのもん、のみもの・・・」と繰り返していた。
コスタリカ人って、ほんとに勉強熱心。
ここのアヒージョ(スープ)、ほんっとに美味しかった。ショウガも入ってたな。


コスタリカの典型的なメニューは、基本的にはご飯(米)。そして、黒い豆。
メインディッシュに魚か肉。
たっぷりの美味しい野菜が彩る。
健康的。