コスタリカ一人でボチボチ(トルトゲーロ)

uiui2015-05-03

2015年5月に一人でコスタリカを旅行しました。
web情報や観光本も少ないので、ご参考までにレポートを書いてみました。
短い旅程の割にボリュームがあるので、下記の項目に分けています。
実際に旅行される方は、新しい情報を確認なさってくださいね。

5/2 準備編(コスタリカ内での移動、両 替、インターネット等)
5/3 トルトゲーロ
5/4 サラピキ
5/5 アレナル
5/6 タバコンスパリゾート
5/7 サンホセ市内 
5/8 ブリットコーヒー農園見学(エレディア)
5/9 出国等


では、トルトゲーロ。
番組などで、もれなく取り上げられるジャングルクルーズがメイン。
早朝、ホテルにバスが迎えに来て、途中のレストランで朝ごはん。
窓のカーテンにこんなのがついていて、オドロク。

レストラン周辺にいきなりモルフォ蝶が飛んでいて、目が覚めるわー。

そして、水路に突入。といっても、これはまだ、ただの移動。
トルトゲーロのジャングルにあるホテルに行くには水路しかないのだ。
ディスニーランドの「ジャングルクルーズ」の本番といった風情。
ただの移動とはいえ、川にはワニもいる。
水位によって、この船乗り場の場所が数十メートル移動することがあるらしい。
こういうポイントもあるので、全くの個人で動くのはハードル高いのだ、コスタリカ

かなりな浅瀬もあるらしく、濁って見えない川底を操縦士の経験で避けながら進む。


時々、


ガリガリガリ

と止まる。
エンジンも止まる。
みんなの笑顔も止まる。


進んでいくと、川が合流する地点に差し掛かる。
この2本の川は水の色が異なるので、上空から見ると、色が混じる様子が分かるんだって。


ホテル「マワンバロッジ」に到着。

広い敷地内にコテージが点在していて、回廊で繋がっている。
Wifiを使うには、ロビー等の公共エリアまでいかなくてはならないのが、ちと不便。
だって、部屋から遠いんだもの。
節電と環境への影響考慮のため、室内の電気を全部点けてもやや暗く感じる。


トイレからの下水は自然に返すシステムを利用しているため、紙は流しちゃダメ。(便器隣の容器に捨てる)


コスタリカでは、ハンモックが日常品みたい。飾りじゃなくて、実用品として。

昼食をホテルのレストランでとっていたら、プールのそばでイグアナも草をムシャムシャ。

食事はバイキング形式。野菜もたっぷり。



木の枝に頭があったので足はどこ?と思ったら、ヘビだった。小枝にそっくり。



ホテル敷地内にアカメアマガエルが住んでる。
おたまじゃくしも育ててる。


このホテルからは、トルトゲーロ村に歩いて行ける。
ホテルからカリブ海添いの道に出て、右に進んで徒歩15分。
海は流れが速いし、サメも多いので、遊泳厳禁。

現地民の住宅やお土産屋があるよ。

コスタリカには軍事設備を持っていた時代もある。
それを勇気ある決断で切り替えたことを忘れないために、当時の設備をそのまま置いてあったりする。


大きなアボカドの樹を発見!
2階建て位の高さがある。



ヤシの実ジュースウリのおじさんが客寄せのために連れてるカブトムシ。


それにしても、ホテルを挟む川とカリブ海の距離は、徒歩5分分くらいしかない。
水位があがったら、あっという間にこの村もホテルも水没?



コスタリカは満月。穏やかな夜・・・



と、思ったら、


ぐおおぉぉぉぉ。どっかーーーーーん。

豪雨と雷。



コテージがつぶれるのではとヒヤリとして迎えた、早朝。
滝のような轟きが聞える方へ行ったら、ご機嫌斜めのカリブ海だった。


いよいよ目玉であるアクティビティ「ジャングルクルーズ」。
ボートで、ジャングルの中の細い支流に入り、生息している生き物を観察する。

出発前にガイドさんがジャングル入域税$15.00を集めるよ。

雨季が始まりつつあるこの季節。
雨は降るのだ。


セパレーツの雨具を持ってきてよかった。

もう水面を走れない位に巨大に成長したバシリスク。クモザル。トゥカンやオウム。
軒下に串団子みたいに並んでいるのは、ショートノーズバット(卵位のサイズの小さなコウモリ)
かっわいいなー。

でも、この天候なので大型の生き物には会えず。
ガイドさんがちょっと申し訳なさそうに何度か「雨は良く降るんだ。あなたの運が悪いわけではないよ」と言ってた。
動物園ではないから、当たり前だね。
生き物もほんの数メートル先にいる時もあるけど、遠くに見えるだけのことも多い。


ガイドさんって、すごいよ。
このエコツーリズムの国では、正規のネイチャーガイドは国家資格とも聞く。
単に観光客を喜ばせるのではなく、自然の大切さやそれを守るために人間ができることを伝えるミッションを担う。
国外に出て勉強をしてきた人も多いみたい。
あなたの写真を撮ってもいい?と聞いたら、びしょびしょだなあと言いながら、かっこいい双眼鏡を出して笑顔。