まだ奴隷ではないけれど
先日読んだ「私、食虫植物の奴隷です」の影響で、無性に食虫植物を観察したくなり、夢の島熱帯植物園へGO。
食虫植物専用の温室があるんだって!
入ってみると、あっちにもこっちにもウツボカズラが。
お多福と同じ効果なんだろか、あの丸みと曲線はなんだかシアワセな気持ちにさせる。
中では虫が溶かされてるんだけど!
(巨大な種類は、ネズミも捕まえちゃうらしい)
入口が大きな唇みたいな種類も。
内側はツルツル滑るし、下向きの棘が生えてるから、上がってこれないんだって。
盛んに交配したり、品種を増やしたりしたらしく、様々な形がある。
ただの葉っぱに見えるけど、よーく見ると、粘液たっぷりのせん毛がびっしりなイピセラ。
妖怪ウォッチの仲間みたいなハエトリソウ。
普通の観葉植物に見えるブロッキニア。
しかーし。葉が巻いてある真ん中に甘い汁が。ここに落ちたアリは上ってこれない。
モウセンゴケ。
せん毛の先の粘液で虫を捕らえ、しかも葉が動物のように虫を巻き付けて羽交い締めにする。
こわー。
あ、私、このせん毛に似たネックレス持ってたの思い出した。
首絞められそう・・・
サラセニア。
草むらでウフフフ、ワハハハ・・・
笑い声が聞こえてきたら、足元に彼らが群生しているかもしれない。
実に楽しそうに笑う口元である。
読んだ本では、著者が「可憐だ」「優美だ」と絶賛してるわりに地味な植物だなあという感想だったのに。
今日、撮りまくってる私!!
土壌からでなく、虫から栄養を摂ることにした植物たちは、まるで動物のような進化を遂げてる。
植物なのに蠢く感じ。
生に貪欲な感じが人間を惹きつけるのかも。
食虫植物は、来館者にとても人気があるんだって。
さっきの女性も「カワイイ〜〜〜!」と言っていた。
カワイイ?
Yes!カワイイんだよ!!(どうしよう)
夢の島熱帯植物館は、ゴミ処理場の焼却熱を利用した温水で維持されてる。入場料250円って安いなあ。
食虫植物温室でない、通常の温室も充実してるよ。
「ベニヒモノキ」
象の足にそっくりで、世界最大の「象竹」
奥に普通の太さの竹があるから、象竹の太さが分かるね。
最寄駅は、新木場。
夢の島公園に向かう電柱に妙な看板たちが。
調べてみると、材木屋さんによるものだとか。
他にも色々あるらしい。
「チョコラン」のチラシがあった。
植物館の後で見たから、「蘭」かと思ったら、RUN!!
マラソンだった。
エイドステーションならぬ「給チョコ所」で、高級チョコ菓子や慣れ親しんだチョコ菓子が食べられる、世界で唯一のランイベント。
短距離2.5kmからあるらしく、子どもやランニング初心者も可。
コスチュームもあれこれOKだとか。
みんな、走るの好きなんだなあ。
「地下謎への招待状」!?
実際に東京メトロに乗って移動しながら謎を解き、ゴールを目指すらしい。
オリエンテーリングとリアル脱出ゲームが合体したみたいな企画。
チケットには1日乗車券と謎解きキットがついてるんだって。
ドン・キホーテで「コピ・ルアック」を見つけた。
小さい茶缶で2,000円。
ドンキって、ほんとになんでもあるのね。
(コピ・ルアックとは)
栽培してるコーヒーの実をマレージャコウネコが食べてしまう→種子(=コーヒー豆)は消化されずに排泄される→農民はその糞を探して、中からコーヒー豆を取り出しす→焙煎。
しかも、ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵が原因とも言われる独特の香味!
世界で最も高価なコーヒーとも言われてる。
買ってみるべきだったかしら。
勇気がでなかったなー。