航空無線ハンドブック

航空無線ハンドブック 2012 (イカロス・ムック)

航空無線ハンドブック 2012 (イカロス・ムック)

無線のことは、全然分からない。
でも、この本には、各空港での旅客機の離陸・着陸コースや管制室と操縦室の交信内容が紹介されているようなので、のぞいてみた。




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「D滑走路供用後の羽田空港無線運用ルールをマスターする」




滑走路ごとの主要周波数が紹介されてる!




航空無線を傍受して、しかも、その独特な言い回しや専門用語をちゃんと聞きとろうとするんだね。

ただ単に聞きとるだけでなく、飛行機の写真を撮るために離陸・着陸のタイミングやコースや角度をこの無線内容で確認し、かっこいい写真を撮る人も多いそうだ。
あちこちの撮影ポイントでの周波数まで書かれてる。



で、その無線をキャッチするのがこれらしい。





「自室を管制室にしよう」???





交信を傍受するのはほんとにワクワクして楽しいけど、そこまでしちゃうのか〜。
すごいなあ。
付録のデータブックには、各航空会社の便名、国内外空港の周波数、航空路ごとの通過点、ウェイポイントの緯度経度まで記載されてる。
コールサインは、旅客機・各自衛隊在日米軍機・海外軍用機のものも紹介。
子どもの頃、自分で作った「秘密手帳」みたいだ(笑)
私も携帯にアプリ「Flight radar24」は入れてるけど、ここまでやってる人がいるとは。





それにしても、離陸・着陸は決められたルート通りとはいえ、その時の状況や時刻によって、大変な使い分けをしてるんだね。
飛行機はできるだけ近道をして燃料を節約したいはずだけど、深夜の国際便は騒音を抑えるため、まず旋回しながら上空へ上がり、高度を確保してから進んだり、迂回しながらのコース。




空港の本で大好きなのが、これ。
3号がプレゼントしてくれたの。

「世界の空港」

世界の空港―Airports

世界の空港―Airports

大都市の空港から島の空港まで、世界中の空港のきれいな写真が載っているよ。
これはケニヤのMasai Mara Game Pakeの空港。