エクセルをエグザイルと読み間違える

タイトルは、私のことじゃないですよ〜。
朝ついてたTVから聞えてきたサラリーマン川柳かな。
パソコン苦手な上司を詠んだものらしい。


妻に頼みごとをしても「こだまでしょうか?」とスルーされるという内容のものもあった。



切ない。




最近読んだ本「日本人はなぜいつも『申し訳ない』と思うのか」。

日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか

日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか

日本人の「恥」とか「罪意識」を欧米人と比較しながら説明してるんだけど、怪談にも違いがはっきり出ているみたい。
欧米だと、神様に背いたという罪で、魂がさまよっているといった怪談が多いらしい。
しかも、その魂の反省とか嘆きは描かれず、神の裁きに焦点が絞られる。
笑い話じゃないけど、キリスト教では自殺を罪としているからと、自殺未遂者を死刑にしたという話も書かれている。


一方、日本の怪談は、罪の意識に訴えるものが多く、つまり自分を責めてくるのは、自分自身の良心という話が多いそうだ。
幽霊も罪を犯した本人にしか見えなかったりする。
その典型的な日本の怪談がいくつか紹介されていた。


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美男美女の夫婦がいたが、生まれた子どもは醜い子だった。
夫婦は、崖のそばに行った子どもを突き落として殺してしまった。
夫婦にはまた、子どもができたが、今度はとてもかわいらしい子だったので、大事に育てた。
その子が崖のそばに行った時、両親を振り返っていった。



「今度は、突き落とさないでね。」



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こわいよー。こわいよー。


日本での子どもの叱り方も、悪いことをした子に言い訳抜きで罰を与えるより、「どうして、そんなことをしたの?」と悲しそうな顔をして見せて、子どもに罪の意識を芽生えさせる方が推奨されているとのこと。
たしかにそうかも。
それで、仕事メールでもやたらと「申し訳ありません」を連発する人が育ってるのかな。


忠臣蔵を理解しにくい欧米人という視点もおもしろい。
実は、私自身、忠臣蔵の話がよく理解できていません。
何度聞いても忘れる。
日本人が忠臣蔵を愛してやまない理由についても言及しています。






震災で津波に流された写真を洗浄し、復元するというボランティア活動があったようで、写真の持ち主たちの協力を得て、写真展を開催するというので立ち寄ってみました。(西麻布・赤々舎にて)

実は、私は最初からセンチメンタルな同情を持っていたわけではないの。
「作品」ではない、どの家にでもありそうなスナップ写真が、激変した環境の中でどういう存在に変貌したのか興味があったのだと思う。
そして、あらためて、写真って、時を封印する役をしているんだなと感じたよ。
本人さえ忘れてるような時間もきちんと残されてることの驚異。
(写真の撮影・掲載はOKと確認済みです)

上の写真は、元の状態があまりよく分からないけれど、これは写真の発見・洗浄作業が遅かったからだそうです。
もっと早ければ、写真のゼラチン質の部分をバクテリアに食べられて、こんな状態になってしまわずに復元できたとか。
アルバムもひどい状態。


それにしても、ボランティアさんたちは、みんな若い方ばかりで、フィルムや現像なんてピンとこない世代のはずなのに、どうしてこんなプロジェクトを始めたんだろう?
聞きそびれちゃった。




グリューワイン(ホットワイン)は結構好きでして。
多分、スパイスが入った飲み物が好きなんだね。
Dr.Pepperもお気に入り。
ドイツレストラン「フランツィスカーナー」でグリューワインを飲んでみた。
こんなブーツ型のマグカップにたっぷりはいってきたよ。

ネットでレシピを調べてみたら、ほんとに色々で、各家庭の自慢の味があるんだろなあと思った。
日本のお雑煮みたいなものかな。
ついでにチーズのパスタ。