いちご大福レシピとホームレスについての講演会

uiui2012-01-30

久しぶりに「いちご大福」を作った。
久しぶりなので、レシピを書いてみよう。

<材料>

  • 白玉粉120g
  • 水180cc
  • 砂糖20g
  • いちご10〜12個
  • 片栗粉
  • あんこ

<作り方>

  1. 耐熱容器に白玉粉と水を入れる。
  2. ヘタを取ったいちごをあんで包む。
  3. 1.をよく混ぜ、だまがなくなったら砂糖を入れる。
  4. ラップをしてレンジで2分。
  5. 練る。固ければ、ほんのちょっと水を入れる。
  6. 粉っぽさがなくなれば、更にラップして、レンジで2分。
  7. こねる。味をみて、粉っぽさがまだあれば、更にレンジで1分。
  8. 片栗粉をまぶした台の上で、10〜12に分けて、手早くあんこ&いちごを包む。

おしまい。







「ホームレスと出会うこどもたち」という講演会に撮影係として参加してきた。
講師は、NPO「てのはし」事務局長 また、ホームレス問題の授業づくり全国ネット運営委員をされている清野賢司氏。
このNPOは、炊き出しや夜回り(ホームレス訪問と差し入れ)、医療相談、生活相談といった活動を行っている。
ホームレスの人たちが、普通の生活を送っていたにも関わらず、どんな経緯で路上生活の境遇となり、実際にどんな生活をしているのかを理解するために、夜回りには、子どもたちも参加する。
「汚い」「怖い」「怠け者」「自己責任だ」といった先入観で目をそらさないために。



経緯はほんとにさまざまなのだけど、誰でもその境遇に陥る可能性があることを感じさせる内容だったよ。
路上生活でもきちんとお化粧をする女性は、資産家のお嬢さんだったらしい。
統合失調症になった途端に近親者達に財産を奪われ、この境遇になったとか。


会社の管理職だった人は、収入源となる段ボール集めも空き缶集めもやらない。
昼間はずっと図書館で本を読んでいるので、博学。
寄付金で1日50円くらいの生活を送っている。


月に3万円稼ぐ人もいるけど、映画が大好きで、路上生活をしながら、稼ぎは劇場通いに使っている人も。




就職は難しい。
雇用契約に必要な「住所」がない。
連絡できる「電話」がない。
保証人がいない。




日本の福祉は、自己申告制なので、正しい情報を得ていない人や行政に頼ることに抵抗がある人は、保護を受ける手段があるのに路上生活をしている可能性がある。
また、家族と問題があった人は、苦しくても家族に連絡をとりたくない、または居場所を知られたくない。
保護を受けて、せっかくアパートに入れても、今度は生きる目標を失ってしまう。
路上生活の時は、一日を乗り越えるという目標があったのに、保護されて衣食住が守られると、やるべきことがなくなってしまうのだ。



路上生活の夜は、「傘で刺す」「エアガンで撃つ」「火をつける」「集団暴行」などの襲撃に常に怯えているそうだ。

しかも襲撃をするのは、小学生〜高校生といった若年層がほとんどだそうだ。
一方的な同情ではすまない根深いものを感じたよ。








先日、スーパーの駐輪場に停めてあったよ。