アリバイ会社とブルガリアヨーグルト

仕事や居場所を知られたくない・・・そんな状況の人は世の中に結構いるのかもしれない。


彼氏・彼女に知られたくない。
家族に知られたくない。


働いていることになっていないとお金が借りられない。
ローンも組めない。


そんな人たちの依頼で、虚偽の給与明細や源泉徴収票まで作ってしまう。



インターネット「アリバイ.com」を運営する人たちが逮捕されたそうだ。
無職女性の依頼で虚偽の源泉徴収票を作成し、役所からの在籍確認に「うちで働いています」と言ったと。
所得証明書を悪用してローンを組んでお金をだまし取ったり。
もはや困っている人を助けるどころの話しではない。
しかも、入会金や請負料金等が安い(在籍確認は1カ月で3千円)のが怖いところ。



大学の「代返」がビジネスの発端じゃなかろうね?





ブルガリアヨーグルト。
ブルガリアでは、伝統の作り方や味が無視された製品が横行するようになったため、ブルガリアヨーグルトの名乗るための厳しい基準を設けたそうだ。
正しい製品には、ちゃんと証となるロゴが印字される。

これが由緒正しいブルガリアヨーグルトの条件。

  • 乳酸菌は、古くから受け継がれている政府指定のブルガリア菌とサーモフィラス菌。
  • 材料は、牛、羊、水牛、ヤギの生乳を使う。(粉末乳や防腐剤はダメ)
  • ミルクの種類によって脂肪分や蛋白質の量も細かく規定。
  • 温度管理2〜6℃。
  • 賞味期限は20日以内。


ブルガリアでは、国民一人あたりのヨーグルト消費量が日本の4倍ほど。
だけど、欧米からの低価格で甘いヨーグルトに押されてきてしまっているそうだ。
本物はかなり酸っぱいし、脂肪が多いので女性からも敬遠されるとか。



以前から書いてますが、私はお墓に入りたいと思っていません。
死後に身内に多大な費用をかけさせるのもいやだし。
まあ、葬式もお墓も遺された人たちの心持ちに任される作業なのでしょうけれども。
そういう私の想いとはまたちょっと違うのだろうけど、骨壷やお墓でなく、亡き人を身近に置いて供養するサービスを板橋区の「戸田葬祭サービス」という会社がやっているそうだ。


「遺石炉」を使って、遺骨の純度100%の石「遺石」を作っておけば、亡くなった人とずっと一緒にいられる・・・と。
この炉は、14年もかけて開発されたとか。
60グラムの骨が、手のひらサイズの遺石になる。
骨の成分などによって色もそれぞれ違うのだそうだ。
戒名も刻印してもらえるとか。

スイスに本社があるアルゴダンザ社の日本法人は、遺骨や遺灰から合成ダイヤモンドを作ってくれるサービスがあるそうだ。


他にも遺骨をペンダントやプレスレットに加工してくれる会社があり、被災地からの注文もあるとか。






東北復興支援プロジェクト「TOHOKU RISING」の一環であるトークライブに行ってみた。
銀座:文祥堂イベントホールにて。
日本の自衛隊は、自然災害時に現地へ赴き、救援作業を行う。
海外の軍隊は、そういう仕事させられたら、「本来の仕事」ではないので、イマイチ誠意がないこともあるそうだ。
世界でも異質な、自衛隊の姿をフクシマでの作業を通じて語る。


24歳の海上自衛隊員が、実際に東北被災地で任務にあたった経験を語ってくれた。
マスコミ報道には表れない苦労や映像。
遺体を捜すという作業に関わる想い。
遺体の扱い。
海自は船の上で生活するため、調理室もあり、いつも温かいおいしい食事ができたが、陸自はもっと大変だったはずという同じ自衛隊でも違いがかなりあったとか。
自衛隊員も家族や友人の励ましがエネルギーになっていたので、たまに電波が届くようになると、みんなにアナウンスされ、多くが甲板に出て携帯電話をかざしたとか。
日本では国防の考え方が「戦争」とは違うため、軍事施設も他国と格段に違う。
ゴムボート1つとっても、大きいものがもっとあれば効率がかなり違ったかもと言う。
高度な潜水カメラも欲しいと。



先日、友人がセッティングしてくれたヒレ酒の会
臓腑も心も温まる会でした。
ありがとう。