北海道ではない。そして、修学旅行

先日の新聞に、イラクの新政権関連の記事が載っていた。


イラク マリキ首相続投
連立協議8カ月経て、合意ではタラバニ大統領(クルド同盟)とマリキ首相がそれぞれ続投。
国民議会選挙でスンニ派票の受け皿となり、第1党となったイラク国民運動が国会議長のほか、新設される国家戦略評議会議長のポストを得る。


これを読んで、「北海道」をイメージした方が私の他に、Twitterにもいらしたようで、うれしい。



イラクイクラ
マリキ→マリモ
タラバニ→タラバガニ






さて、娘2号は、修学旅行に行ってきた。
長崎である。
観光地もまわるけど、ほとんどの行程は民泊(みんぱく)しながらのテーマメニューをこなすこと。
海外への修学旅行も珍しくなくなった昨今なのに、この学校は、長崎の一般家庭に小さい班に分かれてホームステイするのだ。
そこで、地元ならではの文化や産業に触れ、ホストファミリーと協力して生活する。
小さい子がいる家庭もあれば、おじいちゃん・おばあちゃんだけの家庭もある。


ある女子は言う。


がんばらなきゃね!




1日目の夜は、がんばってご飯を食べないと少食だと思われて、翌日からお食事の量が減っちゃうかもしれないからね!
がんばって、食べなきゃね!!




ということらしい。




帰りに制服がキツくて入らなくなってもしらないよ?



メニューは、よもぎもち作り、ジャム作り、わらじ作り・・・色々あって、2号は海釣りと鯛飯作り。
先の女子の心配とは裏腹に、とてつもなく歓待していただき、ポテトサラダは大鍋(←皿ではなく、鍋)に山盛り出てくるくらい。
鯛飯は、いくらでも食べられそうなほど、おいしかったとか。
海釣りでも、なんとか釣れたらしい。
しかし、ずっと近くをチョロチョロ泳ぎ回っていたカレイを釣ろうと苦心していたのに、隣で釣っていた女子が釣りあげた魚につっくいて、カレイは釣りあげられてしまったらしい。
女子がそのカレイを釣りあげたならともかく、他の魚にくっついて、オマケように釣りあげられるとは!と、哀しみの2号。
うん、人生って、そんなこともあるんだよ。



うん。修学旅行先が、父親の地元で全て観光したことがあるとか、




うん。みんなで乗ってるバスが、父親の家の前を通過するとか、





そんなことも・・・




いや、滅多にないから。



でも、お祭り気分でお土産を買って帰るだけの修学旅行も楽しいけど、「人との交流」「自分で創る」をテーマにした修学旅行は、生徒たちにも深い想いを残すようで、ホストファミリーとの別れ際にはとても惜しむ声や涙もあったそうだ。
こんなすばらしい修学旅行になったのだから、1つ下の学年の修学旅行が、





沖縄になることがどうしたっていうんだ!!!



私の高校の修学旅行は、広島→名古屋経由→信州→富士急ハイランド→東京(皇居のみ)→広島という不思議なルートで、移動時間がやたらと長いというものだった。
初めて、乗り物酔いを経験したのもこの時で、信州の山道での観光バスだった。
「露天風呂だ!!」の声に、バスのみんなが崖側の窓に集まって大騒ぎしたので、バスが転落するのではないかとヒヤヒヤしたのを覚えている。





さてさて、ネコの水飲み が米マサチューセッツ工科大やプリンストン大などの高速撮影で解明されたそうだ。
その飲み方を「エレガント」と評しているのだけれど、なんと、慣性と重力を使って、舌で釣り、水柱を作ってから、口に運んでいるのだとか。
例えば、イヌは単に、舌の先をひしゃくのようにして水をすくい上げて飲む。
でも、ネコは、曲げた舌先をちょっと水につけた瞬間に引き戻す。
引き戻す速度が適度だと、慣性で水が引き上げられて重力と釣り合い、水柱ができるのだそうだ。
この水柱を飲むというより、食べる。
その速さ、秒速1メートルだそうで、1秒間に4回も舌を出し入れしていることになると。
うちのウサギはどうかな?