親父と父親の距離

uiui2010-10-05


匂ひに呼び止められる季節ですね。
金木犀




さて、国勢調査
こういうアンケート系がとっても面倒な私。
今回は、webで回答もできるらしいので、そうしようかと思っていたら、娘3号がやる気満々である。
時事に疎い彼女の勉強になるかもしれないし!
お願いします。←完全離脱





先日のフットサル。
小さい頃から参加している小学生のひろとくん。
彼のお父さんも参加している。
お父さんは、息子を「男らしく」「礼儀正しく」厳しく育てているようだ。
でも、のびのび明るいひろとくん。
そんな彼が、試合中にお父さんに声をかけた。






「父親っ!!」





「親父」じゃなくてね、「ちちおや」。
漢字の並び順が変わるだけで、ずいぶん雰囲気の違う存在になるものだなあ。
男の子の成長過程というのは、女系家族で育ったうえに、娘しかいない私にはよく分からないのだけど、まだまだ、「親父っ!!」と呼ぶまでには時間があるのだなと感じた。


ちなみに、ひろとくんががんばって、試合記録をつけていた時、腰を痛めて退場した人の欄に「調整中」と書き込んでいたことを知った時には、その成長ぶりに・・・




吹いた。(ごめん)




フットサル後、賞品にもらった「トマトゼリー」。

湯むきした丸ごとトマトがはいってる。
赤い桃みたいで、おいし〜。





「おかん茶家」
メイド喫茶のおかん版とも言えますが、趣旨は全く違うのか。
萌えないけど、和むかもしれない・・・
ギズモード・ジャパンゲスト編集長の方が書いているブログに紹介されていたのだけど、 「店員が一人残らず全員ガチおかん」というカフェだそうで。場所は葛西臨海公園の近く。
「お客が呼ぶまで、おしゃべりに夢中」など、紹介文がおもしろい!
 コ コ
  ↓
http://am6.jp/dmgsaL

いや、私は行かないよ。
おかんにスカウトされたら、シャレになりませんもの。






社会起業サミット2010が開催されるという情報がはいったので、参加してみた。
早稲田大学の大隈講堂地下講堂。
「社会起業」というと、利益の少ない自転車操業的半分ボランティアの偽善慈善ベンチャー企業・・・そんなイメージがまだあるのかな。
「社会がうれしくなって、自分にも利益がある」
そんなWIN−WINの事業という認識は、まだ日本では薄いらしい。

ブラストビート創業者のロバート・スチーブンソン氏、NECの村上雅彦氏(CSR推進部・社会貢献室マネージャー)、ライターの今一生氏の話を聞いた。
例えば、アイルランドのブラストビートは、若者に音楽ビジネスを経験させてキャリアを支援する。
アマチュアミュージシャンの若者=夢ばかり見ていて、将来性がなく、お金もない」という既存のイメージを壊しにかかる。
しかも、ボランティアではなく、その若者たちのライブでの収入の一部をブラストビートが選んだNPOに寄付することで、自分たちの希望も叶えていくのだ。


NECのように大きな会社では、広報的にCSRを行うだけではない。
サラリーマンは、自分の部署の自分の担当の仕事しか知らないことが多いけれど、他部署を知る研修をさせ、会社の事業を本当に理解させることで、会社と社会をつなげる新しい事業を生み出すチャンスを与える。
その結果、社員が小さな成功を多く実感することで、社内活性化につなげるのが狙いとのこと。


私は、数年前にコンプライアンスマネージャーの資格をとったのだけど、この仕事の最終的目的も「法令遵守」ではなく、こういった社会貢献だったから魅力を感じたんだ。



このサミットだって、スポンサーなんかいない。
パネリストにギャラもない。
参加費無料。
同時通訳や機器のエンジニアだっているんだけど、このサミットの趣旨が浸透することが社会に役立ち、そして自分の利益になるから、スタッフが集っている。
慶應大学で講義をするロバートさんと職場の近い村上さんは、この場でもどんどん協同事業の案が湧いていくようだ。
スリリング。






先日、娘たちが誕生日を祝ってくれた。
用事を終えて帰宅すると、キッチンでは2号がバタバタ、リビングでは3号が必死に掃除機をかけている。





必死すぎて、私の帰宅に気付かない。






声をかけると、






うわぁっ!!






・・・って。



2号の用意してくれたドライカレー。

そして、ミルフィーユ。



ありがと!
先日、私におつかい頼んだ材料はこの日のためだったんだね
(-_-;)




最近の空目。

「空手展」かと思った。







私の尊敬する獣医さん、野村潤一郎先生の動物病院が、TBSの連続ドラマ「獣医ドリトル」のロケ地になってるらしい。
普段、TVを全然見ない私だけど、見ちゃおうかなー。
主演が誰なのかも知らないけど。







知人が出演する尺八の演奏会に招待してくださった。
演奏家としての名前「氏号」は、必ず末尾に「山」がつくのか。(霜山、慶山など)流派で違うのかもしれないけど。
琴との競演は歌が入るのだけど、歌詞は伊勢物語古今和歌集からの引用だったりするんだね。へええ。
どちらも日本の景色に合う音色。楽器は、生活環境にある素材で作るから当たり前かもしれないけれど。
尺八は、吹いてから音が出るまで、一瞬の間(ま)があって、それが日本らしいなあと思った。
最後は、チェロとバイオリンも加えての大合奏という試み。
これは、すごい。
和楽器の醸し出す空気の間を洋楽器の風が吹き抜けている感じでなかなかよい。