ぅぃちゃんがやってきた。そして、チェコビール。

uiui2010-05-09

ぅぃちゃんは、私と同じ名前の女性です。
あまり巷にない名前なので、あるコミュニティで知り合って以来、「元気かな」と気になる人です。
単に同じ名前だからというのではなく、繊細なのに大胆、wetなところもあるのにガハハなところもある、ストレスなどで体調をくずすこともあるけど、どう考えても人様の数倍元気・・・・そのバランス感に覚えがあるというか。
ええ。僭越ながら、他人と思えないのです。





野菜ソムリエなどの資格も有し、多才なぅぃちゃんですが、あるイベントに参加するというお知らせをくれたので出かけました。
彼女は東京から離れたところに住んでいますが、長距離を車の運転してやってきたようです。




たしか妊婦ですよねえ?




イベントは、 「マルシェ・ジャポン」。
表参道駅そばの国連大学前広場に、カラフルなテントが並んでいました。

一見、ただの農産物の産直販売ですが、一過性の物産展ではないらしい。
要は、昔の八百屋の復活的市場ですね。
東京では他にアークヒルズと赤坂、横浜も。
そして、名古屋・大阪の中之島公園・福岡の天神でもスケージュールを組んで、不定期に開催しています。販売しているスタッフの年齢層が若いね。
今日訪れた国連大学前広場では、毎週末土日10時〜16時まで開催しているらしい。

こんな屋台も。

麦飯の店が、じねんじょ芋も売ってる。





食べ物を見かけじゃなくて、味で選ぼうよ。
そして、「生産者と直接関わることで、ぐんとおいしくなっちゃった」を体験しようよ。




シンプルで、分かりやすい主旨です。
珍しいものはwebでも買えるけど、ここでは生産者の顔と声によって農産物や加工品の良さを伝えてもらう事ができます。
その時点で気持ちがすでに、おいしいと感じる準備ができちゃうのかな。
実は、これは、生産者にとっても大変なこと。
消費者の顔をちゃんと見るということに慣れていないし、自分の言葉で生産物のプレゼンをする機会は普段はないのですもの。
でも自分の野菜にぴったりのレシピをお客さんに伝えたり、逆にお客さんから「こんな調理をして食べたらおいしかったよ!」を教えてもらったりするんだって。
マルシェ・ジャポンのサイトはこちら


スーパーマーケットよりももっとピンポイントな旬をとらえた品も多かったなあ。
山菜系や果物。初めて見る、都会では見慣れない野菜も。
レストランにしか出荷していないものもあるとか。

これは、無農薬のくらかけ豆(長野)。
見た目はちょっとグロテスクだけど、一晩水に浸して、20分くらい茹でるだけで、甘みのある茹で豆としていただけます。私はおやつみたいにつまんでます。
お酒のおつまみにもよさそう。
枝豆以外の豆類がキライなガールズが、おいしい!!と言うので、びっくりした。


こちらは、グリーンアスパラと初めて見る紫アスパラ


太いのに、筋がなくて、甘い。
紫色は外側だけで、内側は普通の色なんだね。
ガールズが苦手だったアスパラも


うわ、おいしー。



と好評。
こんなに評価が変わるなんて。



それから、ソルトリーフ。
葉の裏についているのは水滴ではありません。
塩味のするぶつぶつで、葉の一部なのです。
そのまま何もつけずにサラダとしていただけます。天ぷらやしゃぶしゃぶにも合うんだって。
ぶつぶつがクッションのような感じになるので、おもしろい食感です。

そんな話をしてくれる生産者さんのうれしそうな顔ったら。



色の濃い、身がぎゅっとして重そうな野菜たちは、その場で試食させてくれる店もありました。
大量生産は難しいと思われる手作りのジャムやコンポート。
マンゴーの石鹸や化粧水、サボテンの瓶詰め、米、パンやクッキー、大豆から作られた消毒剤・・・



そして、ぅぃちゃんは、さくらんぼ(幸生)を売る。(トップ画像)
元気なスタッフさんに囲まれて、さくらんぼもニコニコしてました。
初対面のご主人に、




「なんてことするんですかー」←病み上がりのぅぃちゃんが懐妊したことを指す



と言って、ごめんなさい。失礼しました。
ご主人、落ち込んでなかったかな・・・・
爽やかな笑顔のやさしそうなご主人で、ぅぃちゃんが運命の荒海にぶち当たっていけるのも、ご主人のおかげなのかな。
まぁ、運命の荒海を作ってくれたのも、ご主人かもしれませんし♪



あぁ、すみません、すみません。



ぅぃちゃん、極旨さくらんぼをありがとう♪
温室で育てるなんて、どんなに苦労があったのかと思います。



これから、宴会会場?に行くというのに、バッグの中には野菜やらさくらんぼやらがいっぱい。





そんなマルシェ(市場)を後にして、ブラブラしてたら、表参道からちょっとはいったところに箸の専門店がありました。
「夏野」です。

素敵な店でね。
1,000円くらいから、数万円の箸がある。
店中、箸・箸・箸。
素材や工夫も様々で、職人による手作り品は、「作品」だ。
外国に住む妹一家のために選んでみた。

すぐ隣には、子供用の和食器ばかりを扱う「小夏」がある。
小さい手に合う大きさで、使いやすいもの。
でも、素材は本物で、食育につながるような温かさと品があります。
こどもコーナーに申し訳程度に置いてあるというようなボリュームではありません。
こちらも店中、こども用食器。

夏野と小夏のサイトはコチラ



和に浸ったところですが、お目当ての東京で唯一のチェコ料理の店anoへ。
夜は、前菜からチョイスしていくような店なので1人では入りづらいけど、ランチタイム・ティータイムは女性の1人客やベビーカーを押しながら入ってくる若い夫婦もいます。
チェコの生ビールはここでしか飲めないとのことで、挑戦。
チェコらしいおつまみもいくつかあって、「手作りソーセージのマリネ」を。
ピクルスをはさみこんだソーセージにタマネギのマリネが添えられています。



この店では、毎月第4月曜日にチェコアニメ上映会を開催したり、チェコ語教室、チェコの絵本やおもちゃ、爪やすりなどの販売もしています。
ネットもつなげるし、長時間のんびり滞在OKのカフェです。
サイトはコチラ



自分で言うのもナンですが、今日はワクワク・ホフホフする散策になって、悦にいってます。