不平不満が歌詞の合唱とグリューワイン

uiui2009-12-02


先日の六本木ヒルズの続き。
まさに臓腑がフツフツするような展覧会を観た後で、森タワー53階の同じフロアではこんな合唱が。


ヘルシンキを拠点に、2005年からコラボレーションを続けているプロジェクトなのです。
一般市民の合唱かあ。
赤ちゃんを抱いたママもサラリーマンも少年も。
楽しそう。




いえいえ。
簡単に言えば、日常や社会に対する不平不満を歌詞にした歌を一般市民が大合唱するというもの。
とうとう、東京も参加です。





各国各地からの映像をエンドレスに流していて、私が観たのは、

サンクトペテルブルグ(ロシア)
ウィルヘルムスブルグ(ハンブルグ
東京(日本)
シカゴ(アメリカ)
シンガポール




記憶違いもあるかもしれないけど、覚えているところでは、ロシアからはこんな不平が。
・新聞が分厚すぎる
フィンランド語は難しすぎる
・偉大なる指導者ピョートルは、なぜこんなに蚊が多い地にわが町を作ったのか
・私の町の名前には、私が発音できない「R」がはいっている
・お気に入りの下着はもう売っていない



他民族が同居していたり、隣国との関係を感じるものがあるねえ。
最後の下着については、今ちょうど、下着関連の本を読んでいて、ロシア(旧ソビエト)の人達の下着事情をちょっとかじったため妙に現実味があったなあ。
(旧ソビエトでは、パンツをはかないのがフツー。はくなら、自分で作るのがフツーで、レースのついたきれいな下着をもらったソビエト人女性が洋服だと思って、下着姿で外出してしまったというエピソードが本にあり。)



ハンブルグからは、
・白夜で花火が見えない
・どうして税関にはまだ柵があるのか
・歌が好きなのに、音痴。熊が耳をふさいでる。
・お気に入りのシャツは洗うと色落ち。ダサいのは色落ちしない
・水は多いのに、近くに行けない。高速道路はもういらない
・町中、広告だらけ
・○○行きのバスは5分後とに出てるのに、絶対に戻ってこない。道路はいつも渋滞。



熊が登場する辺り、さすが土地柄と思ってしまう。



さて、東京からの映像では、歌う直前までインフルエンザ予防のマスク姿。
・それはオレがやった仕事だ。自分の手柄にするな。
・満員電車にもう乗ってこないで。つぶれる。
・保育園がいっぱいで子どもを預けられない
・カラスがこわい
年金記録が消えている
・いい男はみんな結婚してる
・犬が飼えない←小さい男の子の歌詞



この不平不満の合唱団
「テレルヴォ・カルレイネン+オリヴァー・コフタ=カルレイネン」は2月28日まで。
ウェブサイトはこちら。
展覧会のチケットで鑑賞できます。







ようやく地上に降りると、クリスマスマーケットということで、デコレーションされた一角に、これまたドイツや北欧イメージの店が並んでいた。
木のオモチャやクリスマスレース、ガラス細工、他にもあまりクリスマスにこだわらない私でさえ手にとってみたくなるきれいな品物がいっぱい。

阿蘇のペンション「サンディーベル」で見た煙り出し人形も!!



スパイスを使った飾り。

ドイツビールも豊富。


ソーセージ。←興奮して、だんだん説明が雑に


しかーし。
今日の目的は、グリューワイン
温かいワインだよ。
白はただ温めたものが主流なのかな。
でも赤は、リンゴ風味のもの、ブルーベリーやラズベリー風味でシナモンスティックがはいっているもの、オレンジピール風味のもの・・・お店によって違うみたい。
アルコールが飛んでるのかな?全然酔っ払わない。



そして、ガールズへのお土産はっ!!!





地雷也の天むす
 だ。

だって、先日、娘3号が食べたいと言っていてね、ちょうど店があったものだからー。
エビの身がぷっくりしてて、衣がヨレヨレしていない。
きゃらぶき(フキの佃煮)がおいしいのよー。
でも、食べたのは、名古屋在住時以来かも。



食べ物話題のついでに、ランチは、メトロハットB2Fにある
「Total Workout Cafe」で。
「強く、美しいカラダはたんぱく質から作られる」というテーマに基づいた店で、高たんぱく・低脂肪・低糖質のメニューや惣菜が並んでる。
良質なたんぱく質を含む肉・魚介類をアレンジした8種類のデリが載ってるデリプレートもお手ごろ価格。

ランチメニューはどれも300〜400カロリーだったりと、そちらもお手ごろ。
デザートやクリスマスメニューもあるね。
私はシーフードのミルクリゾット(だっけ)。

オープンカフェでのんびり食事ができます。
店の奥には、同じ名前のトレーニングジムがあるんだね。