銚子でいい調子研修
タイトルは、私が言ったのではありませんよー。
最近、取得してみた国内旅行主任管理者の専門学校のコースには、バスでの実習研修というのが含まれていたので(自由参加)、行ってみた。
この研修に「銚子でいい調子」というツアー名がついていたのだ。
これは、本科生(私のように短期コースで資格を取得するのでなく、通学する生徒さん)が授業の一環として、自分たちでプロデュースしたツアーらしい。
この専門学校で学んだ(学んでいる)人なら、誰でも参加できる研修なので、年齢層も立場も色々。
通訳として活躍している人も、最近はツアコン業務もやらされるということでこの資格をとるよう勧められたということで参加していた。
実は、銚子はずっと行ってみたかった。
こんな形で行けることになるなんて、人生ほんとにわかんないな。
鹿島スタジアムは2度行ったけれど、鹿島神宮は初めて。
日本の成り立ちに関わるこの神宮は、たしかに神聖な空気。
ギャハハハハなんて、笑える雰囲気ではない。
菊祭りかな。
たくさんの立派な菊が出品されていた。
宮司さんもあちこちにいて、忙しそう。
売られているお守りに、鹿の角がデザインされているので、ついアントラーズを思い出し、買うのが躊躇されるぞ。むむ。
実際に鹿も飼われていた。こんにちはー。
「君が代」の歌詞に出てくる「さざれ石」がコレ!
お土産にいただいた さばカレー。(トップ画像)
これ、ずっと前のドラマに出てきた製品を実際に販売するようになったんだよね、たしか?
ヤマサ醤油の工場見学。
しょうゆソフトクリームは、香ばしくて、カフェオレソフトのような感じ。
食べていたら、NHK番組の「シャキーン」が取材に来ていて、インタビューを受けた。
1月頃放映されるんだって。
この会社は、工場を1つしか持たないそうだ。
全てがこの銚子工場に集結しているとのことで、製造過程を見せていただいた。
ここのこうじ菌は「ヤマサ菌」という独自のもので、醸している巨大桶の中では、ブツブツブツと泡がたち、生きている音がする。
この菌は、ヤマサの命だから消滅すると困るので、工場以外の複数の場所に分けて、保管してあるそうだ。
6ヶ月もかけて醸す醤油は、かなり先のものまで用意しておかないといけないので、桶の数は3000個にもなる。
そして、おもしろいのは、この桶たちが保管されている建物は、精密な温度管理設備を持たない。
暑くなれば、建物自体に水をかける。
寒くなれば、工場で使っているボイラーの熱で温める。
そういえば、ヒゲタ醤油も近くにあるみたい。
銚子の気候が醤油作りに合うのと、そして水運が発達しているので、江戸から材料を仕入れたり、醤油を売りに行ったりするのに便利だったから、醤油作りが発達したのですって。
銚子駅。
有名な旧ホ−ムは、よく見る写真とはずいぶん違うなあとややがっかりな皆さん。
銚子鉄道は、超赤字経営で、壊れてる風車も直せない。
「電車が遅れます」などを知らせる電光掲示板もなく、なんと、
そうだ。
ほんとー?
銚子の名物「ぬれせんべい」は、銚子鉄道の赤字を救うべくして生み出されたお土産品だとか。
(HPでもその旨、訴えていたとのこと)
応援するために買ったわけではないけど、
自分で醤油を塗って焼く
「ぬれせんべい焼けたかな」
そして、犬吠埼。
「さき」は崎じゃないんだよ。
「埼」。
こういった岬に使われるのは、珍しいんだって。
最後は、東洋のドーバーと呼ばれる屏風ヶ浦。
美しい地層の絶壁。
うわ〜〜〜。
この「うわ〜〜」が生まれるのを手伝ってあげるのが、ツアコンの仕事なんだろな。