BARU(バル)吉祥寺 スペイン料理の店

uiui2009-10-10

ずっと気になっていたスペイン料理の店に行く機会ができた。
BARU吉祥寺。
第一ホテルの裏辺り。以前は、「スペイン居酒屋みすと」という店だった。
入り口は小さくて、地味だけど、中に入るとカウンターとやや小さめのテーブルが並んで、随分と賑やか。
たしかにバルという雰囲気。


ビール好きにはオススメできない。
日本のビール「モルツ」とスペインビール「アルハンブラエスペシャル」が1種だけ。
豊富なのは、シェリー酒。
かなりの品揃え。
品物によって、味がまるで違う飲み物のように異なる。
ブランデーのようなものから、甘いカクテルのようなものまで多彩なんだよ。

調べてみると、シェリー酒はスペインの6カ所地方で造られていて、原産地での呼称は「ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ」と「サンルーカル・デ・バラメダ」。
ここで熟成されたものだけがシェリーと名乗ることができるのだそうだ。
普通のワインの違いは、酒精強化していること。
そして、製造方法が「ソレラシステム」であること。
シェリー酒は白ぶどうのみから造られるんだね。へえええ。
ブランデーのような色のものはあったけど、赤はないんだね。
このお店のシェリーグラスは、ワイングラスの半分ほどの大きさなので、飲み比べもできるね。



カヴァは、スペインのシャンパン的存在でこちらもカクテルを含め、豊富。



お料理は、私には味がやや濃いので、お通しのキャベツのざく切りやパンと一緒にいただく感じだけど、海の幸山の幸を使った、
ちょっと凝ってるけど気取っていないメニュー
が多くて、お酒が進む。
量も2〜3人でつつくのにちょうどよいくらいなので、色々楽しめる。
1皿500円のタパス(スペイン風小皿料理)なのだ。
季節のメニューにもこだわっていて、今日の黒板メニューはカキ
お手ごろ価格。



白魚のニンニクグツグツ炒め、トリッパ(牛モツ)のトマト煮込み、アンチョビポテト・・・。
トルティーリャは3種類ほどある。
サルシチョン(自家製ソーセージ)は、かなりハーブが効いていておいしい。





ところで、みなさんは、お店のクーポンはよく利用されますか?
ほら、よくお店のサイトなどについていて、プリントアウトして使うアレです。
私は、ひとりの時は、出す気になれないのだけど、自分でお店をセレクトして友人と出かける場合などは使います。
だけど、「お誕生日の方は、お申し出ください。○○をサービスします」というものは、スルーしてた。
時々、食べてるテーブルの周りで、お店スタッフがHappy Birthday
to You♪なんて歌ってくれたりするサービスもみかけますね。
ああいうのは苦手だな〜。
恥ずかしくて、食欲がなくなってしまいそう・・・




しかーし。
今回は、一緒にいた仲間も同じ月の誕生日だったので、思い切って。




あのぅ・・・私、今日、誕生日なのですが、な、な、なにか・・・・あります?




思い切ったら、すごくいやらしい言い方になってしまったじゃないの。
あります?って、なんだ!!




お店スタッフの方が、にっこり笑って対応してくれたので救われた。
もう、二度と言いたくない・・・(恥)
サービスのデザート3点セットはおいしかったけどね。




帰宅したら、娘1号が作ってくれていた。





しかし、忙しくしている間に消えていた。
私、まだ1口しか食べてないよー。





ちなみに東京ドロンパと私の誕生日が1日違いなのは、偶然である。