春の日の出来事を思い出したら食物ばかり

はちじゅうはっぷんという吉祥寺のお好み焼き屋に行った。店に入
ると、昭和初期のお宅のような雰囲気で、サザエさんがいそう。名前
の由来は、八と十と八という字を合わせて「米」、そして「分」を
ひっつけて「粉」になると。せっかくお好み焼き屋なのだから、粉系
の店名にしたかったんだって。
     

でも、驚いたのはメニュー。缶詰メニューがあって、缶詰めのまま出て
きた「コンミート」や「コンビーフ」をお客自らクルクル巻き開け、塊
ごと鉄板に出して焼くのだ。そんな作業をしながら、「コンビーフ
と「ニューコンビーフ」の違いに気付かなかったほろ苦いおもいで話
を語ってみたりする。

お土産にいただいたのは、野沢菜の粕漬け。珍しいなぁ。広島出身で
もあまり広島菜漬けを食す機会はなかったけれど、各地には色々とお 
いしい葉っぱがあるんだよね。
    

だいすきなのは、九州の高菜。古漬になっているものをごま油で炒めて食
したら、酸味が程よく油と絡んでよろしい。
たまたま、用事があって久しぶりに東村山に行く機会があったのだが、あ
らあら、びっくり。駅から少し歩いた住宅地にきれいな和菓子処ができた。 
たちよると、「だいじょうぶだぁ饅頭」が名物と。志村けんさんの出身地。
  


べんりとは言いがたいこの街だけれど、まだ空が広々としていて、自然
もたくさん残っている様子。
のんびりと過ごしつつ、翌日のお弁当のリクエストを娘3号に聞いたら、
ばなながいいと言う。
かなりお手軽で経済的なお弁当で助かったなあと、1房のばななオン
リーのお弁当をうれしそうに食べる娘を思い浮かべる私。



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夕食はタコス