333

uiui2008-12-19


娘3号が突然、






東京タワーに行きたい。





と言った。
30分後にはすでに乗っていた電車の中で、東京タワーについて調べた。
建てられてから50周年。







タワーがずいぶん進化してる!!






小学生の頃に登ったタワーは、たしかに「観光地」の匂いはしたけど、こんなアミューズメントパークみたいな感じじゃなかった。
東京の象徴としてのタワーの役目が変わってきたからかな。
それでも、今なおあの鉄塔が人々の気持ちを掻き立て、情緒をも生み出すのだから、すごい建造物だ。


蝋人形館は健在。
他に、
どうする経済館:経済の不思議やオモシロさを紹介
SPACE WAX:ホログラムの不思議な世界
とうけいプラザ:統計の歴史や統計データを紹介
ギネス世界記録博物館:400点以上のフィギュアや写真パネル、映像などでギネス記録を紹介
東京タワー水族館
Club333:アーティストたちの生演奏が聴けるステージフロア
トリックアートギャラリー:名画や彫刻に模写技術や3Dの不思議な効果で仕掛けをかけて、観る人を罠にはめる
 ←壁面を登っているように見えるけど、それは罠


 ←ジャガーに襲われているように見えるけど、それはウソ




赤羽橋駅から出た途端にそびえているタワーは、まるで周りの建物と縮尺がずれているかのような圧倒的な大きさだけど、333mの優美なラインは惹きつけられるものがある。
ひょっとして富士山のラインを意識しているのかな。

知人がこのタワーのペンキ塗りを受注する会社に勤めているのだけど、風があるととても危険な仕事なので、朝7時くらいから1時間ほどの無風時間にしか作業ができないそうだ。





地上150mの高さに大展望台がある。
ここへ上がるエレベータに乗るために15分待ち
そして、大人は820円。





そして、更に上の特別展望台に上がるエレベータは、別にあるのだけれど、これに乗るまでに1時間待ち
更に加算で、600円。







混み方も価格もディズニーランド並みだ。





列で前に並んでいた2人の会話。

「上がるの大変だねぇ。下りる時も大変なのかな。」












「下りは、飛び降りるんだよ。」







このご時世でシャレになりませんよ?






大展望台には、ルックダウンウィンドウといって、床についてる窓がある。
150m下の地面が足下に見下ろせるのだ。
この窓の上をみんな歩き回って楽しんでいるのに、私は怖くて近づけない。
小学生の頃は、特別展望台まで階段で登ったのに。

下に見えるのは、はとバスの屋根








タワー大神宮は、大きめのお仏壇みたいだった。
グッズショップや飲食店がおそろしく充実?していて驚いた。





マザー牧場経営のコーヒーショップの「タワーパフェ」 


タワー風船




レインボーブリッジも見渡せて、渋滞の道路も光の小川みたいで。

  





そうそう。
たまに見かける電光掲示板式の安全誘導。
注意旗を振り続ける姿が妙に必死な感じでせつない。