ペットのいる風景

uiui2008-11-10


ペットを飼っていると、ニンゲンだけの家とは違う風景がある。
住んでる人たちには、ごく自然になっているのだけど、他人にとっては、間違い探しの答えを見つけたような気持ちになるのかもしれない。



猫を飼っているおうちでは、高いところに猫用の登り台があったりする。



家を新築した友人の家では、床から1mくらいの高さまで壁はクロスではなく、固い木が張ってある。
犬のクロちゃんがガリガリにかじるから。







あぁ、うちも部屋の不自然な場所にぬいぐるみが置いてあったりする。

ウサギ除けである。
壁のクロスの接ぎめをめざとく見つけ、そこからはがしてかじりまくる(というか食べる)のだ。
リビングの目立つところに、やはりウサギ除けにどんっとパイプファイルが置かれていた時もあったっけ。
パイプファイルは、台紙のダンボールが露出するほどにかじられて引退した。






娘のお友達のおうちではインコを部屋で放し飼い。
家族の会話を独り芝居する。



「おかーさん。おかーさん。」



「なんか、臭い。  臭いって言うな。」
「なんか、臭い。  臭いって言うな。」
「なんか、臭い。  臭いって言うな。」




部屋の花瓶には、インコの好物の小松菜が飾られている。







フクロウを飼っている人のおうちの冷蔵庫には、餌の冷凍ネズミがはいっている。








ううう。







あなたの家にはペットがいますか?
いるなら、きっとどこかおかしなところがあるはず。





来年のカレンダーを買った。
娘2号は、一時期、ブタを飼いたいと言っていた。





最近読んだ本。
ちょっと難しくて挫折気味。

武士はなぜ歌を詠むか  鎌倉将軍から戦国大名まで (角川叢書)

武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで (角川叢書)

幕府ができた頃、武士は自らの存在を認めてもらうべく、朝廷たちの教養に追いつこうとする。武道も大事だけど、教養は外せない武器なのだ。
その中でも「歌を詠む」ことは、その場の一芸に留まらず、言いにくい事を遠まわしに伝えたり、強烈な皮肉に衣をかぶさるような役割もする。
そんなサラリーマンの接待的な役割以上に、実は武士達は「歌を詠む」ことが大好きだった。
結構本気でやっていた。
そんな時代背景を書いた本。
なにが難しいって、昔の人の名前。ほんとに覚えられないの。