春に考えること

uiui2008-03-21


たとえば、旅先での人との出会いは、旅の味を良くも悪くもする。
悪い出会いもギャンブル的な楽しみにしてしまう。
「仕事」や「生活」「趣味」というジグソーパズルなら、「人」というピースたちがうまく出会ってはまっていると、ものすごくいい効果が生まれる。
その効果が連動して、2次的な生産物までできちゃったりする。
うまくはまっていないと、パズルは歪んで見えるし、ピース自体も居心地が悪い。

ちゃんとはまっているピースたちだって、実はずっと同じ形ではいられなくて、しっくりはまっていられなくなると、違う場所を探しにいくんだね。
探しに行くタイミングは、私の場合、誰かに言われることもなく、いつも自然に体の中に湧いてきた。
それに従って動いてきて、多分よかったんだと思う。




最近湧いてくる気持ち。
仕事、どうしようかな。
自分が勉強してきたことをもう少し実務で実感したいな。
ここ、環境はいいんだけどな。
でも、自分の仕事ペースを抑制しなくちゃいけない時間が多くなってきたかも。
よく職場で問題になる「人間関係」でいえば、ここは贅沢なほどかもしれない。
いやいや、これから先のこと考えると、もっと自分の力で生きていく土台を作らないといけないしなあ。



1年じっくり考えよう。
この1年は、ガールズのことを考えても、じっとしていた方がよさそうだし。



さてさて、娘1号が所属する吹奏楽部の定期演奏会
彼女たち2年生にとって、実質的には引退を飾るイベントだ。
引退し、そして今は進路がほぼ決まっている3年生も演奏に加わる。



中学1年でクラリネットを始めた時は、家の中に迷い込んだひよどりがパニックになって鳴いているような音が飛び交っていたものだったのに。
雲雀や鳶に生まれ変わったじゃないの。



演奏会は、淡々と曲を並べるのではなく、いくつものアンサンブルや趣向を凝らした演出を交えて、楽しいショーとなっていた。
部活練・オクラ自主練・部活練・オクラ自主練・部活練・オクラ自主練・・・・
制服のまま布団に倒れこむ。最近の彼女は、そんな生活だった。
  *オクラ:オーボエクラリネットのユニットに名づけたらしい





私:娘1号は、家に帰ると、ずっと寝てるの。まったくぅ。


私の妹:おねーちゃんもそうだったよね♪



どおりで、家族団欒の思い出が少ないわけだ。



娘は、演奏会の構成と選曲・広報もとりまとめていたので、相当しんどかったのだろうな。
そういえば、私の持ってる音源も漁ってたなあ。
     
                              ↑
                       ヘンなウルトラマンも登場





娘1号:先生、先生がこの曲をとても好きで、すでにものすごく指揮のための勉強をされていたのは知っているんですが、この曲は却下となりそうです。


指揮担当の顧問の先生:ええええぇぇぇぇぇっ!!!!


娘1号:先生、分かってください。


指揮担当の顧問の先生:い・・今すぐには返事ができそうに・・ない・・・ょ・・。(顔面蒼白、眼に涙)




そんなシビアな場面も担当したらしいし。
             

               

私自身の最後の部活の日。
どんな気持ちだったかな。
思い残すことはないほど、部活にエネルギーを注いだので、気持ち的にはすんなり引退できたように記憶する。
娘1号のこの日のことを私も一緒に覚えていてあげようと思う。
        



そんな春の休日。  






演奏曲:「マーチ光と風の通り道」「虹の戦士」「マーチ防州」「七夕」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ディズニーメドレー」「オーメンズ・オブ・ラブ」「グラナダ」「ディープ・パープル・メドレー」