ステーショナリーグッズといずみさん

uiui2007-12-20


スケジュールを書き込む手帳は、バーバリーのものを使い続けて10年くらい。
自分で買い求めたわけじゃなくて、偶然私のところへやってきたのだけど、中の紙だけ毎年差し替えて使っていたら、「手に馴染む」を通り越して丸くなってしまった。
最近は、スケジュールは携帯にいれてしまうので、手帳は本棚でご隠居中。 
    



シャーペンはあまり好きでないので、仕事用も職場支給のものでなく、自分で選んだものを持っていっている。
シャーペンのキンキン尖った感じが手元で緩和されるラバータイプのもの。
エンピツは好きだなあ。芯はBが好き。




いずみさんは、ある夜突然やってきた。
万年筆は、中学入学の時にお祝いでもらったものが、今でも手元にある。
もう使っていないけど、手は握った感触を覚えてる。
ペン先が紙に着地する感覚も覚えてる。
紙は、紙の肌触りをなぞれるようなのがいいよねー。




インクを入れる。
コンバータータイプのものは初めてだったので、扱いに迷って1分くらい万年筆と見つめあう。
ぎくしゃくとしたご挨拶。
しなやかな曲線を持ちつつ、どっしりとした重みを持つ堂々たる姿態ですね。




いずみさん:ジロジロみてないで、早く私にインク入れなさいよー。




筒をクルクルまわして、じゅわーとインクがはいっていく様子を見て、結構コーフンした。
書くときのインクが出る様だけでなく、インクを入れる感じもFountainな
Pen。
命名。あなたの名前は、いずみさん。
ペン先が持ち主のクセの角度ですり減っていき、最後に万年筆は持ち主以外の人には使えないような持ち主専用仕様のものとなっていくのだそうだ。
いずみさんと私の万年の歴史が始まりましたー。




書初め(かきぞめ)は、感謝の意をこめて、下さった方のお名前を。
字を丁寧に書こうと思わせる道具だね。



万年筆の書き具合の褒め言葉は、




ヌラヌラと書ける。




でしたっけ。
いずみさんは、ヌラヌラしてますよ♪




さて、いずみさんの初仕事は、娘2号への手紙だ。
親が子どもたちが知らない間に書いた手紙を先生に託し、移動教室中に読ませるらしい。(先生の企画)
万年筆の初仕事が、「手紙」であることは良いことのような気がする。
なんとなく。





いずみさんデビュー用の紙を買いに行こう。