現物支給ではない
昼間はいったコンビニに、「黒の魅力」シリーズとして、真っ黒なおいなりさんと真っ黒な坦々麺と真っ黒なパスタが並んでいた。
これで、すっかり腹黒い女になりました♪
仕事は、大きな締め切りを控え、大わらわ。
残業していたら上司が、
「お。ごくろうさん!これ、あげますよ♪」
買い物袋を両手にもった上司は、もう帰るようだ。
ガサガサガサガサ・・・・・
袋から出てきたものは、
巨大なエリンギ。
あーんど、立派な柿。
帽子の似合うオシャレな上司様。
これ、まさか残業代?
家に帰ったら、友人からボジョレー・ヌーボーが届いていた。
ボジョレー・ヌーボーなんて、ほんとに久しぶりだよ。
キリーッとして、なかなかヨイ。
ずっと前に、大事に少しずつ飲んでいたボジョレーが、酸化しちゃってものすごい味になっちゃったんだっけなぁ。
口が痺れて、ただの顔の割れ目になった。
ワインだからって、貯蔵しおけばおいしくなるってもんじゃないことを知った。
そして、何事も大事にしすぎるのはよくないことを知った。
夕食で、素焼きエリンギをポン酢で。
酢ガキも用意した。
以外とボジョレー・ヌーボーが合いましたこと。