[ただの日記」Sgt.Pepper's Music Festival
大人になれば、喜怒哀楽に対して、自分の受ける衝撃をできるだけマイルドにする技術が身についてしまって、なんだかなぁと思うこともあるけれど、今回のイベントではその技術がまだまだ追いつかないほどのコーフンを味わうことになりました。
友人の結婚パーティーは、ライヴハウスを貸しきってのMusic Festivalとして開催されたのです。
10バンド+新郎新婦が関わるバンドが3つで、お祝いの気持ちを音楽に込めます。
イベントが楽しいという1点通過的なものじゃなくてね。
誰かをHappyにしようという思いが連続した4ヶ月間。
こういう思いに駆られて行った作業は、自分自身の中に残るものと、これから未来にむかって自分の中に沸いてくるであろうものに対して、とてもよい効果を与えてくれると思う。
個人的には、あれですね。
うちにいる本物のウサギの隣で、うさ耳つけて振り付け練習はつらいね。
私は、このイベントにバンド参加という形で関われて、ほんとにラッキーだったなあ。
イベント自体は、企画・進行者たちの才覚炸裂で、単なる傍観者的なお客さんはいなかったと思えるような内容だった。全員参加。
お店のスタッフもよい感じの方々だった。
だけど、来る日も来る日も、朝から深夜にかけて、あーでもない、こーでもないとメーリングリストで討議・会談・時に漫談した「Moon Ricers」。
なんか一日中、「いつもソコにいる」感じで、家族と錯覚しそうなほどだ。
メール数は、400くらいいったんだろか?もっと?
ネタはどんどん深く、緻密に。
このメーリングリストのアドレスが、パーティー出席者がたくさん登録している別メーリングリストととても似ているので、誤送信でもしてネタを漏洩してしまったらと、えらく緊張した。
絶対、このメーリングリストに届いたメールへの返信という形にして、更にアドレスを確認してから送信したものだ。
漏洩なんかしたら、暗殺ものだよ?
こんな状況になったのも、それらのネタをいちいち理解してしまう主賓である新郎・新婦だというのが原因でしょ。←人のせいにするか?
さぞや暇なメンバーが揃っているのであろうと思われそうですが、超多忙。ギリギリ。
それでも、イメージがどんどん形になって、それをみんなが共有できてくる感触。
中毒になるね。
真面目に遊ぶことがとても上手な仲間たちだ。
1バンドにつき、持ち時間は10分。
大型タイマーがタイムキープし、時間になると、観客たちがカウントダウンして終了のホイッスルをとどろかせる。
ルールを守るのもゲーム感覚にしちゃうところがおいしい。
大体、世の中のマナーやルールは、お互いに気持ちよく過ごすためにあるんだから、こういう感覚は正しい。
道具だけ見ると、スタートダッシュしたくなるような代物
↓
大型タイマー。大人1人分くらいある。
こんなに刺激的な週末を過ごしたのに、職場はいつもどおり、静かに動いている。
空気の肌触りに違和感があって、かすかにつらい。
メーリングリストでのやりとりは、まだまだ続いています。(笑)
「主賓を一番楽しませた賞」いただけて、ほんとにうれしいです。
おめでとう。
帰る頃には、おろしたばかりのストッキングが穴や伝線ですごいことになっていた。
どういう動きをしてるんだ、私は?
としみぃが作ってくれたお祝い石鹸→
朝の洗顔に使ってます