結構いい日じゃない?

uiui2007-09-19


夏が終わると、うちは誕生日ラッシュです。

娘2号の誕生日。


部活で真っ黒に日焼けして、笑うと白い歯がにっと現れます。
カノジョは、写真を撮られるのがキライ。
でも、今日は笑顔をカメラに向けていました。



ケーキは、ブラウニーの台座の上に、スコーン生地を使って作ったプレゼント
ボックスを置いたもの。
食パン1斤が乗っかってるんじゃありませんよー。
もちろん、食べられる箱の中にはプチプレゼントが入ってます。


食事は、こねたピザ生地をホットプレートに敷いて焼き、特大ピザを作りました。
カノジョの嫌いなきのこ類は乗せないでおこう。
うちはキノコの仲間みたいな苗字なのに、なぜかみんなキノコ類が苦手なんだよなあ。(私は大好きなんだけど)
                   



さて、「自分のでも他人のでも、誕生日で大騒ぎするなんてピンとこない」と言う人がいます。
そうね。ちょっと分かる。



子どもの頃は、自分が主役のイベント。
成長をみんなが祝ってくれる楽しい日。
誕生日を迎える本人のための日です。


そんな誕生日は、大人になるにつれ、本人のものというよりは祝う側のものになっていくのかもしれません。



大げさに言えば、「生まれてきてくれて、ありがとう」

○○をしてくれて、ありがとう。

一緒に仕事できて、うれしい。

親切にしてくれて、助かった。

一緒にバンドをやれてラッキー。




普段あらためて伝えるタイミングのない想いや、たとえ瞬間的な淡い気持ちだとしても、「おめでとう」に変換して伝えることができる日。
別にいちいち大げさにこの日に限って表現する必要はないけれど、結構イイ日だと思うんだな。
もちろん、本人が望まないお祝いはマズイし、形骸化したイベントはかえって悲しくなるけどね。




大好きな誰かが喜ぶような祝い方を一生懸命考えるのって、祝う人にとっても素敵なことだと思うなあ。




誰にだって、いつも感謝の気持ちは表現していた方がよいのだろうけれど、誕生日祝いをしてあげられないこの人に「いてくれて、ありがとう」が普段からちゃんと伝わっているといいなあ。