バットを箸にする

なんだか自分の中では納得していたことが、グラリとする瞬間。
自分が持ってる価値観とか判断って、いつも大体にして同じだけれど、その時の状況で、少しだけブレたりするのは、きっと自然な事なんだろな。



逆に、元気な自分とヘロヘロな自分がいるように思っていたら、やっぱりどうしてもごまかせない共通した核があることに気付いたり。
頑固でヤだなと自分で自分を持て余す。




そんな土曜日。
吉祥寺を徘徊。夏、いかないでー。



私の好きなグッチ裕三さんのキッチングッズが売られていた。
「うまいぞぉシリーズ」です。
まぁ、ああいうノリの楽しいモノたち。



フライ返しの「よくカエル」。 「おたまちゃん」の包装には、アザラシが。
    

キッチンばさみの「きりきりキリン」。
「ファイヤーパン」には、コンロに乗る前から炎が描かれている。
ブタさん顔の「つかミトン」。
「計量カッパ」。
他多数。


む?
フライパンダのどこが「パンダ」なのだろう?






あ、いた。


あれ、食器売り場に小笠原選手(野球)が使っていたというバットが飾られている。
その前に箸と箸置きが。

「かっとばし」という箸たちは、セ・パそれぞれの球団のデザインのものがあるのだけれど、選手が使っていた本物のバット(プロだけでなく、社会人・アマチュアも含む)をお箸にしたものだそうだ。
    グローブやボール型の箸置きも→

バットの材料の「アオダモ」の樹は、使えるまでに60〜70年かかるそうで、売り上げは保護育成にまわされるらしい。



デザインは、応援チームのものかもしれないけれど、実は敵チームのバットでできたお箸だったりしたら、毎日少ーしずつ毒を盛られているようなものか・・・?




でも、おもしろい商品企画だよねー。
是非、サッカー選手のキーパーが使っていたグローブで、ブックカバーを作ってくださーい。
匂いかいでばかりで、本を読み進めない可能性があるけれども。



商品を作った(企画した)人に会うことはないのに、ワクワクが伝染してくるね。