グリーンマイル+ナルニア国物語
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/03/02
- メディア: DVD
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「グリーンマイル」とは、死刑執行室への廊下を意味してます。
舞台は、アメリカ南部の死刑囚官房。
ここに送られてくる囚人たちの死までの短い生き様に触れつつ、刑を実行する看守たちの物語。
死にゆく囚人ではなく、これからも生きていく看守たちが主人公。
死刑の方法は、観客?の憎しみの目の前で電気イス。
冷酷でもなく、情に流されるでもなく、生きることに敬意をもって、看守たちは最期を見守ります。
檻の外にいるか、中にいるかの違いは、人間が作った法律によって同じ人間を裁いた結果であって、神様が人を裁く時には、檻は必要ないのだよね。
私は、信仰するものを特にもたないけれど、自分を裁くものを「神様」と名づけることには抵抗ないな。
別に他の名前でもよいのだけどね。
「サバーキー」とか。←裁き
「シンヨウ」とか。←神様の音読み
巨体の黒人が収監されてくるのだけれど、彼はとても不思議な力を持っています。
その力ゆえに、この囚人はここに来ることになってしまい、そしてグリーンマイルの先に行くことを受け入れるのです。
彼に関わるエピソードは、ファンタジックではあるけれど、とても人間に沿っていて、涙腺の微妙な部分を刺激します。
泣くものかー。
いや、泣け泣け。
がつっと号泣かしらー。
いやいや、低俗な涙を流すなー。
こういう人間らしさや情感を浮き彫りにするためのファンタジーの使い方や時系
列の流れは好きだなあ。
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 (UMD Video)
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/07/26
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実は、あまり見ないタイプの映画。
でも、「行ってきます!」と世界に飛び込んで、「ただいま!」と元気よくファンタジーの世界から戻ってこれる安心感がありますね。
娘3号は、あれだけ色々出てくるんだから、もっと最後をなんとかしてよ!と納得いかない様子だったけど。
豪快なSFというよりは、やはり細かいファンタジーが重なり合ってる童話かな。
妹役の子、表情が豊かでかわいいな。
どちらのファンタジー度も捨てがたいなー。