ライヴ:中島美嘉(NHKホール)

uiui2007-06-21


芸能人のライヴって、ひっさしっ鰤っ!!
キャロル・キングも来るけど(単独ではないけど)、高いー。
スティーリー・ダンも来るけど、追っかけられないよー。
うぅ。


そんな感じで、なかなかプロの方のライヴには行けませんが、今夜は。
職場からダッシュして、NHKホールに18:30滑り込むのは、やっぱり無理だぁ。
でも、10分遅れで入れたかな。
3階だったけど、真ん中の一番前。見やすい。聴きやすい。人が前に立たない。
よいよい♪



中島美嘉は、家に音源があったので聞いてみたら、もっと聞きたい欲にとらわれたのでした。
いくつかの曲の歌詞や衣装・お化粧のイメージからして、「コワイおねいさん」かと思ってたけど、違った。
観客の質問に、いちいちちゃんと答えてる。



観客:髪、切ったの?
中島:そう。
観客:どこで?
中島:美容院。
観客:何、飲んでるの?
中島:水。





音源では、ややくぐもった声。
TVで聞いてみたら、あれ?
更に生で聴いてみたい欲がね。


映画に、絶対劇場で見るべしという作品があるように、この人の声は広いところで生で聴いて欲しいなあ。
もちろんマイクを通しているのだけれど、それを感じさせない声質。
普通、高音は透明になって、どこかへ飛んでいく感じがすることが多いけど、この人の場合は、色がついたまま歌い手の体から離れずにいるよ。
誰かに聴かせるという以前に歌うこと、というか声を出すことが好きでたまらないという気持ちが伝わってきて、なんだか自分まで歌いたくなってくる。
うちのガールズが小さかった時、私はよく歌った。
楽しくて、ついお腹から声出して、歌った。(しかも、童謡)
あの時の感覚を思い出したなあ。(笑)



そうそう。
彼女は歌うとき、ゾウさんっぽい時がある。
ゾウって、立ってる時、揺れながら鼻を振ってるでしょ。
歌っている時、ちょっとそれに似た立ち方(構え方)をするのね。
これが、ちょっとワイルドでキュート。



ダンサーが4人出てきたけど、そのうち2人の趣向が変わってた。
ライヴを通して、ずっと登場していた。
ちょっとコンセプトがつかめなかったけど、おもしろかったな。


16曲(遅刻したので、ちょっとアヤシイ)+アンコール2曲。
チェックしていないアルバムもあったので、知ってる曲は半分くらい。
でも、ちゃんと歌を楽しめるライヴだったよ。