ラヂオの時間

ラヂオの時間 スタンダード・エディション [DVD]

ラヂオの時間 スタンダード・エディション [DVD]

ラジオ放送局で、ショートドラマを放映。
しかも、素人の主婦の書いた脚本。
しかも、生放送。
しかも、出演者ったら、もぅ。


テレビではない、ラヂオという媒体の特性が炸裂し、登場人物を翻弄する。
割り切らなくちゃいけないのに、割り切れない想い。
デジタルでは表現できないものを創りあげる、アナログの懐の深さ。


まさか、ここまで本物の放送局でドタバタやってるとは思わないけど、リスナーには見えない「走り」がこんなにあるとは。
唐沢寿明さん、よく走りました!!←映画を観れば、意味が分かります
ドラマの脚本が、製作スタッフと出演者の都合で勝手に変貌させられていく様子では、脚本家の憤り度と場面の緊張感に比例してコメディ度があがっていきます。
ぶふふ。


藤村俊二さん演ずるアナログな効果音係りが、よい!!!



三谷幸喜さんの初映画監督作品だそうで、初めて手がけた連続ドラマ「振り返れば奴がいる」の脚本が、知らないところで書き直されていた、という実際の経験から生まれたそうです。
それにしても、なんだか豪華キャストだよね?
声だけだけど、八木亜希子さんも出てる?
ええ!?どこだろう?