オルタナ

uiui2007-03-17



「読んだ本だ」にしようかと思ったけど、情報誌なのでやめた。
先日、webで発刊を知って、購読を申し込んでいた情報誌。
web購読だと、無料なんだけど、期日までに申し込むとNo.1の冊子が無料で届けられるというのに間に合ったみたい。
本日、その情報誌第1号「オルタナ」が届きました。


「ヒトと社会と地球を大事にするビジネス情報誌」


なのだそうです。
ビジネスというからには、利益を追求していくわけなんだけど、慈善事業で環境対策をやるというのではない。
みんながやってるから、やれと言われた最低限のことは企業イメージのためにもやっておこうか・・・そんなレベルではなく、なんだか楽しげです。



環境・健康・社旗貢献---他とは違う51社
「良心が経営を変えた」


では、世界のあらゆる会社が紹介されています。


リフォーム会社「オクタ」は、主力商品の塩化ビニールの壁クロスが環境に悪いと知って、珪藻土や漆喰、和紙を壁材として販売することにしたのだそうです。
主力商品をやめてしまうのなんて、すごい勇気だなあと思うけど、健康に良いという新たなコンセプトでうまくいってるそうな。



遺伝子組み換え(GMO)食品についても。
醤油や植物油にはGMO大豆や菜種を使っていても表示の義務がないんですね。
それにチョコレートなどの添加物である乳化剤は、GMO大豆が多く使用されているのに主原料でないので表示されていないとか。
そして、食料の自給率の低い日本では、どうしても使用が増えていってしまう実情などがあげられています。



でも、「ほ〜ら、こわいでしょー。ほらほら〜」みたいな脅しばかりがならんで、読んでいくうちに青ざめていくような内容ばかりじゃないよ。
地球をビジネスに据える事でワクワクしてる企業の様子も伝わってくるので、ちょっとうれしくなります。


遺伝子の組み換え等、ここまでやってしまったら、人間は自然の大きな制裁を受けなければならないだろうという妙な覚悟?さえある私ですが、次号も読んでみようと思います。