いじられキャラの恐怖


だらだらと残業するのは好きじゃないので、この時期のメインである予算関係のお仕事はガブガブガブッと平らげました。
すっきりしたら、ハンバーグ作りたくなった。
でも、結構、時間がかかるのよね。
ソースは、企業秘密のレシピだよ。ふっふっふ。
おたふくおこのみソースとケチャップと・・・・・混ぜて・・・・ふっふっふっふっふ。



とまぁ、色々手もかかるメニューなので、1箇所手抜きした。


小さく分けるのを割愛。
フライパンにいっぱいのハンバーグは、ガールズにウケたので◎。



2月は忙しいから、3月に会えるといいねえと言っていた友達。
2月28日の終業時刻に電話をかけてきた。
律儀な人だ。



それは高校時代の仲間だよ。
「友達」の定義を定めようと思ったことなんてないけど、こんなにお久しぶりに会う人を「友達」と呼んでよいのかな。
食事をするにしても、好きなものも全然知らないし。(高校はお弁当だった)
いつもの調子でついホッピーの黒を最初に頼んだら、笑われた。



「渋い!」



そうかなぁ?
なにかを「やっちゃった」感がする・・・



とにかく。
自然に会えて、自然に山盛りの話ができるんだから、「友達」でいいんだろうな。
話すのと聞くのが半分ずつの割合。
昔話ばかりじゃなくてね。




いじられキャラだったこの人が、どうしてそういうキャラだったかが分かったような気がした。
言ってみれば、作戦だったのかな。
思春期特有の冷めた気持ちを表現する気にもなれずに、それでもみんなの中にいるための術。
人を笑わせるという天賦を発揮するための場を持つための術。
大体、このくらいの年になれば、触れられたくない話題の1つや2つや3つや4つ・・・・∞。
あるでしょうに。
この人は、なんでもかんでも話す。
このふてぶてしさゆえ、みんな安心していじることができたというのがほんとのところのような気もしてきた。
つられて、こちらもあれこれ話してしまう。
テキトーにまたいじって楽しもうと思っていたのに、形勢不利である。


挙句の果て、


「いやー、uikoとこんなに色々話せるなんてねー。会えてよかったねー」



キミだっ、キミのトークだ。
霊媒師に捕まったようなもんだ。
私は、あまり自分のこと話すの得意じゃなくて、たまに話すと「話しすぎたんじゃないかな」「場をわきまえずに話しちゃったかな」と後悔することも少なくないの。
だけど、あれだけ相手が話すと、私の話くらいOKであろう。そうであろう。



そういえば、卒業アルバムの寄せ書きに「退屈な3年間だった」と書いていた人がいた。
その人のことを話したりもした。
同じようなこと、考えてた。


また、いつか会えると良いね。



さてさて。
陽気につられて髪を切ったら、うっかりスカートまで買ってしまった。
春の思うツボな今日この頃。