やわらかい水・かたい水

ペットボトルの水、よく買いますかー?


軟水と硬水の違いについて2/2付の朝日新聞に掲載されていました。
硬軟の区別に公的な基準はなく、とりあえず1リットル中の炭酸カルシウムの量で分けてるんですね。


0〜60ミリグラム  軟水
60〜120ミリグラム 中程度の軟水
120〜180ミリグラム 硬水
180ミリグラム以上 超硬水


最近は、スーパーでもおいしい水を提供しているところが多くて、しかも休日の夕方なんて行列できてる。
日本には水グルメな人はたくさん潜んでいるのだなぁ。
1日に必ず水を2リットル飲むという人もいるけど、普段の私自身は、水そのものを飲む機会は実はあんまりない。
うちは、冬でも冷たい麦茶orウーロン茶常備なのよ。
なので、「まずい」は多少分かったとしても、「おいしい」水には鈍感かも。
飲んですぐに「硬い」「軟らかい」なんて、ぜぇ〜んぜん。
娘たちなどは、普段学校にいると水しか飲めない状況だし、家にはジュースは置いてないので、知らないうちに水の味にうるさくなっている。
どこかの蛇口の前で、 「おえー」と言ってることも。
でも、夏場のカルキ臭が強い水を必ずしも「まずい」とは言わないので、これも好みかな。
そうそう、あと、給食で毎日飲む牛乳にもうるさい。
給食で出る牛乳がまずいと言って、家で飲む。
ほっとくと牛を飼いたくなるほど、飲む。




脱線しました。




そんな私にも分かる硬水と軟水の違い。
それは、お風呂に入った時。
炭酸カルシウムが多いと、石鹸が泡立ちにくかったりするんですよね。
硬水の東京に住んでいますが、軟水の広島に帰省した時のシャンプーで実感します。
洗ったあとの感触も違う。
「軟水のお風呂にはいったら、お肌がプルプルになった!」と言う人も。
石鹸の脂肪酸が落ちないで残るため、こういう感触になるらしい。
え?見ためは変わってないって?



ぷいっ。




それに、特に温かい水だと炭酸カルシウムが固形化してしまうらしく、お風呂が汚れやすかったり、風呂用ボイラーやウォシュレットが壊れる原因になるとか。
苦情が出たので、超硬水の米原市では、浄水場に硬水成分を減らす装置をつけたそうです。
軟水である広島に住む母の家のお風呂がいつもピッカピカ♪なのは、母がお風呂掃除の鬼だからだと思っていたのが誤解でよかった。



ほら、湯沸しポットの内側に白いカサカサしたものがついてたりするでしょ?
きれいに洗ったはずの透明なコップに、乾いてくると白い涙の跡みたいなものがついていたりするでしょ?
あれもそうなんだよね。炭酸カルシウム。


そんな軟水の性質が広まるにつれ、軟水が多い日本なのに、軟水機(軟水を作る機械)が販売されてるらしいです。
結構売れてるとか。
もちろんミネラルたっぷりの硬水の良さも捨てがたいよね。



お風呂で思い出した。
うちの近所(徒歩1分)に「スーパー銭湯 お風呂の王様」ができたんだよ。
「水」での売りはないようだけど。
岩盤浴もある。
ボディケアのメニューがすごいねー。
ヘアカットまである。
でもなぁ。
一糸まとわぬ姿で、ご近所の人に会っちゃったら、どうすりゃいいの。
「あら、意外と・・・」とか言われちゃったりしたら、かえって健康に悪い。



やめよう。