ライヴ:アッシュ・ブロンド・ロデオ

uiui2007-01-27


ロデオで暮れた昨年は、ロデオで新しく明けました。
今回のお店は、ロデオのためにあるんじゃないかという雰囲気とも思える。
オールドアメリカン調なのに、微妙にいろんな国が混じってる。
カントリーロックを日本語でやる彼らにうってつけ。
と勝手に決めつけ。


ライブハウスというよりは西部の酒場で、入り口でドリンク代や入場料を払ったりしない。
フツーに豊富なメニューを飲み食いし、バンドへは投げ銭なのだ。
(しかもマスターがカウボーイハットを持って、客席をまわる)


ロデオは、オリジナルのカントリーロックやカヴァーをやるのだけど、全部日本語。しかも単なる訳じゃなくて、日本語テイストなのだ。
演奏スペースは狭くてね、ドラムは、バスドラが薄っぺらいタイプのものだし、ギターとベースは同じ方向を向いて立たないと、お互いに突き刺さりそう。
そんなステージから、店&入りきれなくて店の外にいたお客さんまで鷲づかみでした。
つかちゃんのバンジョーもよかったなぁ。
店の外もなんだか盛り上がっていて、どっちが外なんだか分からない感じ。
窓際にあった青い灯りのため、なんだか動物園の爬虫類館にいるような気分も味わえた。(笑)


それにしても、バンドの技術やアイザワさんのキャラをのぞいても、違う場所で違う客層をどうしていつも掴めるのかなあ?と考える。
いつもカントリーを聞いてる人ばかりじゃないのに。
「酒場」の空気に上手くリンクしちゃうのかもしれない。
歌詞が楽しくて、どんな感覚の人にも分かる。
ほどほどにエッチな時がある。
リズムが酔っ払いの体の揺れと同調となっている。
しかし、しかし、ドキリとするようなマニアックさが垣間見られる。

だから、かな?
ラヴソングが少ないバンドで・・・とアイザワさんはよく言っているけど、上記のような理由を考えると、楽しいラヴソングに近い要素が多いのかも?


このお店のメニューはかなりお気に入り。(事前にチェックしていった)
ガンボは、かにミソたっぷりであったまる海鮮雑炊。
モヒートには、ミントの葉がざっくりはいっていて、甘みを添えています。
不覚にも酔っ払った。

2部構成だったので、1部だけ見て帰ろうかと思っていたけど、MちやんやAちゃん、Yちゃん、Oちゃんも一緒だったので、ついつい長居。
しっかり全部みてしまいました。