ライヴ:「KFA」と「Ash Blond Rodeo」

◆KFA
12/9に高円寺JIROKICHIにて、3年9ヶ月ぶりのライヴ。
こんなに年月を経ていても、バンドとしての存在感は根強くて、ファンも多い。
なので、ライヴがこんなに久しぶりということに実は驚いたりして。

JIROKICHIは、ステージが観客席と同じ高さなので、KFAにはどうなんだろう?と思った。
このキャラのたった4人には、少し高いステージで、星を散らしし、蝶を飛ばして欲しいという個人的欲望です。
といいつつ、かぶりつきの最前列で鑑賞。
グランドピアノいいね、いいね♪♪
大きなピアノがバンドの音からはみ出てない。さすがー。

みんちやんのベースは、いつもとってもしなやか〜なめらか〜という印象が強かったけど、今日は1つ1つの音がシャープだった。
よい感じ。
ご本人に聞いてみたら、ベースを変えたとのこと。
こんなに印象が変わるもんなんだね。


今回はなんと、KFA1部(アコースティック編)と2部(エレクトリック編)という構成だった。
びっくりした。
舞台に1幕2幕があるように、2枚組みのCDが2枚あって1つのを表現しているように、今回のKFAも「お寿司とステーキ」なのではなく、1部と2部があってこそのライヴだったのだと受け止めています。
びっくりしたのは、1部の内容。
ドラムのやまのさんがギターを弾き、みんちやんがピアノを弾いたりという構成チェンジももちろんだけど、選曲ですね。
メンバーみんな、ドラマーである以前に、ギタリストである以前に、ベーシストである以前に、ヴォーカリストである以前に「ミュージシャン」という幹をしっかり持ってる人たちで、その幹が1部でやったようなはっぴいえんどムーンライダーズたちでできているのはなんとなく知っていた。
で、そのメンバーがその骨格にKFAならではの肉付けをして、独特の音楽をやっていたというのが今までの印象だったので、今どうして、そういった肉をとりはらった骨の部分をさらけ出してみたんだろう?と驚いたのですねー。
そして、この内容をきっちりこなしたまきちゃんにも唸ります。拍手。
1部と2部のムードの切り替えもうまかったなあ。
ジョン・レノンがらみのものも含め、なべさんのMCサイコー。
ムーンライダーズの曲とシンディ・ローパーのTime after Time、よかったな。

とにかーく。
こんなこともできてしまうKFA。
今回の次のライヴとなると、また生みの苦労がありそうですが、お客としてはすごーく楽しみなのです。
またライヴやってくださいね。




◆Ash Blond Rodeo
私は、2年ぶりくらいかな。
お久しぶりでしたが、楽しい日本カントリーロック(こう書くと、どこかのゴルフ場の名前みたいだ)を聴かせてくれました。
彼らの音楽は、カントリーにも媚びてないし、ロックにも媚びてないし、日本語も奔放、とにかく楽しい。
かなりのライヴをこなしてきているのに、錆びないですねー。
いつもの構成より人数が少なくて、フィドルもいなかったけど、Rodeo節はそのままだった。
すごい。
あいざわさんがステージに立つと、カウボーイの焚き火が傍にあるような、あったかい光が出ます。
いえ、ライトのせいじゃなくってねー。
でも、カウボーイの無頼な感じとは遠く、私達の日常の中で、隣に座ってる男性女性が主人公か?と思われるような歌を軽快にやってくれます。
私は普段、カントリーにはあまり縁がないし、今日のお客さんも多くがそうなのではないかと思うんだけど、彼らは自分達の音楽にみんなをすっかり乗せてしまいます。
つかちゃんのエレキマンドリンもあいかわらず良い♪
ドラムの人、ただものじゃない感じ。
どういう道をたどってRodeoにいるのか、ちと興味があります。
麻雀の曲・・・・私は麻雀をやらないので歌詞が理解できなかったけど、楽しかったなー。



今日は、バンド練をしてから、ライヴに乗り込んだ。
スタジオは、ライブに合わせて、西荻で。
お昼は、「加賀家」でラーメン。
ここのラーメン好きだわー。とんこつ醤油。 
具でスープが見えないっ!
私が食べたのは、画像のものではなく「キャベツラーメン」でした。