お国自慢

愛する土地があるというのは、生活や人生に長〜い根が生えてる感じでよいなあと思います。私自身が数回の引越しをしてきているので、地元意識が低いからでしょうか?


ちょっとしたお顔馴染みの方が、突然、「私、蔵王の出身なんですよ。いい街でね。みんな海外に行っちゃうけど、日本にもこんなところがあるよってことで・・・」と蔵王のパンフレットを置いていった。
蔵王・・・・スキー未体験の私には南極と同じくらい無縁な場所だと思っている。



角田の菜の花畑や白石市の一面のシバザクラは写真を見るだけでもすごいね。
蔵王のお釜(五色沼)は聞いたことある。
沼をのぞいている自分の心境を思い浮かべてみる。
ふらり〜とこんなところに行ってみたらいいだろな。
あれこれ計画なんかたてないで、ふららら〜と行けるといいなあ。



さて、私は小学校から高校まで広島で過ごしたわけですが。
昔は、広島の瀬戸内海がいかにきれいで、おだやかだったかという話を最近聞きました。
知人のおばあちゃん(90歳代)が娘さんだった頃のお話。
瀬戸内海に浮かぶ島に住んでいたおばあちゃんは、当時便利な生活用航路がなかったので、隣の島にお裁縫を習いに行くときは、道具を頭に乗せて、泳いで渡ったのだそうです。
帰りは、お土産にもらったスイカを持って(海に浮かべて)、泳いで帰ったそうな。
島に戻った時には、スイカはほどよく冷えていると。



すばらしい。
しかし、現在やったら、違うものと間違えられるだろな。危険すぎる。



ちなみに知人のお母様が通われた私立女子高校は、陸地から瀬戸内海の島までの遠泳をするのが毎年の行事だったそうです。
今でもやっているのだろうか、某J高校。



たまにサメとかクジラが登場するんだけどね、瀬戸内海。
昔みたいな海に戻るといいな。