ライヴ「西荻りんご祭り」と残念な行事

受験シーズンになると、色々な合格祈願にあやかった商品が出る。
六角形でなく、五角形(ごうかく けい)のエンピツなどの文房具やお菓子もね。
スナック菓子「カール」も「ウカール」というのを季節限定で売り出す。
娘にそれを下さろうとした方から届いたのは、

よく見てね。




「ウカール」が見つからなかったらしく、「う」を追記したと。







落ちそう・・・




ちなみに、東村山の「だいじょうぶだぁ饅頭」も受験生の親がよく買っていくらしい。
(受験関係なく、買ったことはある)




びっくりした広告。

小学生でお母さんになったのかと驚愕したよ。





新聞記事より。
「災害時は、グレたペットを守ろう」
温かい部屋もエサもなくなるから、グレちゃうんだよねー、ペットも。



違う。

はぐれたペットか。






色々追い詰められてる状況なので、斜めに解釈してしまうのか・・・>私







娘2号は、行事が残念な結果になることが多い。
幼稚園の楽しい楽しい遠足だって、雨のせいで、幼稚園バスで近所をドライブしておしまいだった。
高校の遠足だって、富士山登山で、頂上までではないにしても楽しみだった。
それが、どうも「富士山登山&ゴミ拾い」であることが発覚した。
この辺で怪しいと覚悟するべきだった。
また、雨にやられながらも、ゴミを拾い、山に登った。
誰かが声を挙げた。



あ、富士山が見える!!!!




???????




自分たちが登っていたのは、富士山ではなかったのかっ!!!!


「富士山周辺の山のゴミ拾い」という遠足だったらしい。
先生っ!!







そんな2号の行事で、また雨。
しかし、それは、




ラソン大会。 (昭和記念公園で8km)






中止になったので、「雨、万歳!」の雄たけび。





その後、ディズニーランドだと思っていた遠足が、





河原でバーベキュー





になったことを知らされた生徒たちの心痛を思うと声も出ない。





そうそう、2号の先生。
先日書いた「正露丸」の先生は、日本史マニアなのである。
授業をすることが楽しくてしかたない様子が、更に生徒の心をつかんでいるようだ。
マニア魂が嵩じて作った「黒船の模型」をみんなに見せてくれたり。
史実で使われた





ギロチン





の模型を自作して、首の代わりにアスパラガスで断頭を実演してくれたり。
ちなみにこのギロチンは、世界史の先生にも貸してあげたらしい。





娘1号が休暇を利用して、広島の実家に行った。
今回は、学校の友人たちも一緒に広島に行く予定だったが、その仲間のうち一人だけ(Aさん)が広島行きに誘われていなかった。
1号は、Aさんにも声をかけようと言うのに、他の同行者はAさんには内緒で行こうと言う。
まぁ、色々それなりに理由もあるらしい。
いつも一緒にいる仲間なのに、隠しておけるわけがないし、隠しておくのもいやだと1号は言ったらしいけど、みんなは「それは偽善であって、本当にAさんのためにはならない」と。
1号の相談に「隠しておく行為は、いじめの無意識段階みたいなものを感じる」なんて意見もしてみたので気になっていたけど、結局1号は一人で広島に行った。
「ああいうの好きじゃないんだよね。」とあっさりしたもんだ。



久しぶりにライヴ観戦。
西荻りんご祭】
西荻窪ターニングにて。
4つのバンドが、それぞれビートルズのメンバーのソロ曲のみを演奏。
この企画だけでも、ワクワク感満載。
演奏者さえ、「観客として聴きたかった」と言っていた。

(出演バンド)
・The Lumberjacks (Ring Starr ソロ)
・Babaouo (Paul McCartney ソロ)
・Tezziano (John Lennon ソロ)
・Peace On Earth (George Harrison ソロ)




予想通り、リンゴのソロ曲は知らなかった・・・
アキちゃんとゆかさんのコーラスがきれい。
「丁寧だけど、攻める」ギターは、リンゴを振り切って独走しそうにかっこいい。(バランスが悪いということではなくてね)
このバンドは、「俺たち、上手いでしょ」と技術をアピールするというより(すごく上手いのだけど)、原曲の魅力を伝えてくる力がある。
なんだかリンゴのことを知っているような気がしてきた。
もっとリンゴの曲を聞けば、好きな曲が掘り出せそうな気がしてきた。





予想通り、テツさんのポールは、ポールの魅力を発揮しつつ、テツさんの魅力満載だった。
Babaouoはオリジナル曲もやるためか、コピーをしても、あくまでBabaouoの曲に仕上がる。
特に、テツさんの歌はそうなるので、とても良いなあと感じる。
いつもチャレンジングなこのバンドは、今回はバルタン星人まで登場していたけれど、チャレンジがドタバタ感となってしらけさせず、「ネタ」になってしまうところが不思議でもある。安定した底力があるからだね、きっと。





予想通り、Tezzianoさんのジョンは、一般的な期待を裏切った。
多くの人の心に添う情感あふれるジョンではなく、ナイーヴでちょっとひねくれてもいて、でもそんな自分を客観的に見ていたりもするジョンの魂の叫びとでもいうのでしょうか。大人でもなく、男でもない、人間のジョンという感じかな。
こういうソロライヴにはなかなか出会えないのかもしれません。やろうと思っても、観客を引き込めないどころか、観客がひいてしまうことだってあるでしょう。
Tezzianoさんのジョンへの愛を感じます。






予想に反し、POEは、大人数だった。
できるだけ本物の音に近付けていきたいというバンマスの想いが、8名(だっけ?)という大所帯になった。
サックスもあり、パーカッションも充実しているし、パンクなテイストもあって楽しいね。
MCが上手。





今日のソロ曲の曲名は、数曲しか分からないので、えらそうな感想は書けません。
だけど、3時間があっと言う間だったな。
最近少し引きこもっていたので、たくさんの方に会えて元気が出た。
いつも会わない人たちが集まるのは、結婚式と葬式(これは本人は出られないが)くらいと言われるけれども、ライヴがあるじゃないか!
演奏者と共有できるライヴは、ほんとに心地よいなあ。
The Lumberjacksさん、素敵な企画をありがとう。