眠りを測る、そしてBabaouoライヴ

自転車通勤中、夏のスカートは風で裾がフワフワしちゃってね。
ちょっと落ち着かない。




そうだ!!
スカートの裾におもりをつければ、よいではないか!!







おもり=ダブルクリップ。(こういう時に限って、ちゃんと手元にあるから不思議だ)



そして、予想した通り。







職場に着いてもしばらくはずすのを忘れていた・・・




ところで。
体脂肪計などで有名な企業「タニタ」が、人の眠りの状態を測る
「睡眠計」を開発したらしい。
布団の下に睡眠計を敷いて眠ると、組み込まれたセンサーが、脈拍や呼吸の数、身体の動きを測定するというもの。
そのデータと専門機関のデータを突き合わせて、眠りの深さを判定し、更に時系列データや点数化した総合評価まで出してしまうんだって。
今月末発売で、3万6,750円。




医療機関はもちろんだけど、一般家庭での健康管理に使うとして、このデータを見て、どうすればよいのかな?
データとにらみ合っていたら、







眠れなくなりそう。(笑)





運輸業界では、運転士の健康管理に利用するみたい。
なるほど。




たしかに、「眠れない」「寝ても疲れがとれない」という人にとって、「どのように眠れていないのか」を知ることができるというのは、改善の第一歩になりうるね。
現在、とてもよく眠れて、朝もすっきり元気な自分ではあるけれど、眠りが健康を大きく支えていることは実感できる。
悪夢で悩む人もいるけれど、意識を無意識に切り替えられることは、身体だけでなく、精神の健康にも不可欠だよね、きっと。
あ、一睡もできない人の映画「マシニスト」を思い出した。
衝撃的なエンディングだったなあ。



活動量計


というのもあるらしい。
イメージとしては万歩計に近いけど、胸につけておくと、細かい身体の動きも察知して、消費カロリーを測ってくれるんだって。
8,000円かあ。これは人気でそう。




さてさて。
バンドBabaouo(ババウウ)のライブに行ってきました。
上野のAnton Studioにて。
多くの着飾った女性たちやビジネス系ではないスーツに身を包む男性たちが、お客を誘う繁華街仲町通りにあるというのに、このライヴハウスには全く異なった空間がある。



アコースティックナイトということで、アコースティックな楽器がメイン。
見事に個性の違う3バンドが集結で、びっくり箱のような選曲だ。
それなのに、3バンドが見事に融合した空間ができた。
これがまず、とてもおもしろかったなあ。
特定のアーティストのトリビュートライヴなどなら珍しくないけど、今回は演歌まで入ってたのにねえ。
全出演者がジャンルを超えて音楽が好きで、ストライクゾーンが広くて深いから、お互いの音楽を心底楽しんでいたのだろうね。
このムードが観客を包み込んじゃってね。
2番目のDuoなんて、レパートリーが多すぎて収集がつかなくなりそうな選曲なのに、バラバラ感がないのがすごい。
アコーディオンを入れたりと、ジャンルの違いの溝をかなりフラットにしていた。
その大きな役割をしていたのが、女性の声。
少しハスキーな安定した声は、逆にいろんな歌を歌ってみてほしいと思わせるのだ。


Babaouoは、かなりの大所帯バンドになっているらしいですが、今回は高校生のころから続いているコアメンバーの3人で。
ライブハウスのセッティング上、全員違う方向を向いて演奏しています・・・
3人だけど、「SatoruソロLIVE」だそうです。






彼らの音楽を聴いて、「ずっと続ける」というのは、こういうことなんだ、と実感した。
この空気は、無形文化財
演奏技術が高いだけでもだめだし、MCがおもしろいだけでも作れない。
キャリアが長いバンドなのに、古くならないことにも驚嘆。
失礼を承知で言うならば、てつさんを芸術家と表現し、あやさんは職人。
そして、Joshさんが芸術家2+職人3+プロデューサー5位の割合の存在として、3人をぎゅっと束ねている感じ。
ドラムの音も感情と哲学と理論がうまく融合してる気がした。
3人とも熱いけど、熱の色が違うんだね。
てつさんとJoshさんの声が似ているように思うのは、私だけかな?
このバンドには、Antonのようなハコは向いているのではないかしら。
「Back in the U.S.S.R.」 (The Beatles)は、かっこよかったなあ。コピーでも、「Babaouoの曲」になってる感じ。
アンコールの「Root Beer Rag」 (Billy Joel)は、圧巻。観客総あっけらかん。



最後に、ポール・マッカートニーの誕生日前夜とあやさんの誕生日当日をみんなで祝う。
セッションタイムが豪華な雰囲気だ。



「チャージが高くて申し訳ない」とJoshさんは言っていたけれど、あのライヴなら高いとは思いません。
プロとアマチュアの違いって、演奏者本人が音楽を生業としているかどうかという違い。
たったそれだけなんだなと、あらためて思う。

セットリストなどは、Babaouoのサイトにて。(コチラ




話は変わって、先日、「こんな本があるよ」と言いつつ、タイトルが思い出せなかった本。
コレです。
ルパン三世の全てを調べ、データ化した本。

ルパン三世はなぜ盗むのか?―250万円の快楽

ルパン三世はなぜ盗むのか?―250万円の快楽

目次は、「ルパン一家勢揃い」「銭さん秘帖」「殺ってよかった」「いただきーッ」などなど。
ルパンの盗品一覧や峰不二子の陰謀とその成功・失敗リストなど妙なデータバンク。
そういえば、私のように「峰不二子」を「富士 峰子」と言い間違えそうになる人がいないことを知って、悲しかった。






夕方、仕事から帰る時。
車道の白線が、夕日に呑まれて、金色になった。

違う世界に導く道に見えたけど、先に進むと「スーパー いなげや」があった。