書くでなく、描く

uiui2008-10-02


おもしろいものをいただいた。



水彩色鉛筆。





この色鉛筆で描いたものを濡らした筆でなぞったり、霧吹きで水を吹きかけると、




  
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    FABER-CASTELLの説明書より







ね?
水彩絵の具のような効果が出るよ。
濡れた紙に描いても、多様な色の変化が浮かび出す。
完全水溶性。
対光性もあって、折れにくいんだって。





色鉛筆を寝かせて、やさしく塗ると紙の模様が浮き出るくらい透明感のある色合いになる。




強く塗ると、しっかりと濃くなり、鮮やかな濃淡が生まれる。
違う色で重ね塗りをすると、質感まで変わってくる。






子どもの頃、結婚してからの時間・・・・クレヨンや水彩絵の具で絵を描いていたっけ。
完全に1人で過ごしている時間が、以前はあったんだな。
暇をつぶすためではなくて、確かに、好きで描いてた。
寝る前のベッドの上で、この色鉛筆で遊びながら、そんな自分がまだそのまま残っていることに驚く。






くださった方とは長いお付き合いだけど、ずっと共に過ごしてきたわけではない。
人生の要所要所で出会う度、お互いにいつも変化を遂げていた。
自称「絵心は全くない」というこの方は、独りでいる私の時間を知っていたのだろうか。





色鉛筆と筆を置いて、ふぅと息をつくと、あっという間に1時間が過ぎている。
自分が、昔と全然変わっていないと気付いて愕然とする。





絵も上手にならないなぁ。





闇夜に浮かんでる東京タワーと娘の顔を描いた。





素敵なものをありがとうございます。