初めてのデジパー
わりと髪は健康で、わざわざ傷むようなパーマやカラーリングはしたくない
なぁと思っていた。
ポイントパーマはしてたけど。
縮毛矯正もやったことあるけど。
デジパー(デジタルパーマ)は、初めて。
美容室で、こうこうこういう風にしたいんですーと伝えると、それにはデジタルパーマが向いているという。
では、お願いします。
1つがやたらと重いカーラーを頭にくくりつけられる。
2つ、3つ・・・・重くて、2度ほど首が折れた。
かわいい男の子の美容師さん:お客様、デジパーは初めてですね?
どうして、バレたんだろう?
カーラーだらけになった頭。
それぞれのカーラーからコードが延びていていて、記憶の書き換えとか脳組織の操作とかやってる近未来映画の場面のようでもある。
というか、アレだ。
ヘビ女メデューサ
鏡の前に座らされて、こんな自分の姿から目をそらせないなんて、電気椅子拷問だよ。
やれやれ。
出してもらった紅茶を飲もうとしたら、コードのせいでカップに手が届かない。
あと、3cm。くー。
諦めて、なんとか手が届いた本を読むことにした。
終了タイマーが鳴って、電気椅子から解放されたら、髪が重力を失ったかのようにクルンクルンである。
ヘビ女、サザエさんに変身。
かわいい男の子の美容師さん:いや〜、失敗ですね。パーマがかかりすぎちゃいました。どうします?
かわいい男の子の美容師さん:なんちゃってー。どうして、こんなわかりやすいウソついちゃったかなぁ?あははー。
全然おもしろくないよ。ぷいっ。
無事、帰還しました。
教訓。
デジパーの時は、手の届くところに物を置く。