嫌がる
誰の気持ちになって考えるかで、答えは変わってくるものだ。
理科の問題「ナメクジに塩をかけるとどうなるか?」に対する珍解答に
「嫌がる」
というのがあった時もそう思った。
理科の問題といえば、以前「地球の真ん中でドロドロしているものは何か?」という問いに
「マダム」
と答えた娘2号に、「最近、理科はどう?」と聞いたら、
「レポートは、がんばっている」
と答えた。
・・・・不安だ。
その彼女が最近読んだ本「ホームレス中学生」を
「ダンボール中学生」
と言ってしまった私が、なにか偏見を持っているのは間違いない。
次期同じくして、「ダンボールハウス」という本を読んだからというのは言い訳に過ぎない。
そんなある日、娘1号が、
「フランス料理 一式」
と言った。
フルコース。
たまには、食べさせないといけない。
その娘1号の友人である聡子ちゃんは、とても名誉なところに名前が出たのに、
「恥子」
と記されていたそうな。
惜しい。
私宛にきた年賀状は、「為」が
「偽」
と書かれていた。
部品が足りないどころか、わざわざ書き足している。
娘2号の学校の集合写真は、
「○○市立××中学校」の「○○市」が他市になっていた。
娘が気付くまで、誰も気付かなかったそうだ。
××部分も合わせると、なるほど!と思えるマチガイ方なのだ。
全部回収して、お取替え。
業者さん、かわいそうに。
間違って書かれるのも困るけど、記されないのはもっと困る。
娘1号の知り合いは、顔写真がなかった。しかも、
卒業アルバム。
記憶を操作するサスペンス映画じゃあるまいし。
本人たち(親御さんを含む)は、配布された後だからと言い出せず、数ヵ月後に気付いた友人が申し出てくれたそうだ。
・・・・結末の方がすごいな。
人生、奥が深い。
見るべきものは、まだまだたくさんありそうだ。
ウォーリーを捜せ。