ナイトミュージアム

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舞台は、アメリカ自然史博物館。
これは、最近読んだ本に「本物のエスキモーを北極から連れてきて展示していた」として登場していた博物館だよ〜。
恐竜、世界の動物・民族、歴史上の英雄たち・・・が総動員(展示)されている。
ほんとだ、エスキモーもいる。
でも、もちろん、それは蝋人形。
動くはずのない・・・・





夜になると、唯一蝋人形ではないエジプト王のミイラと彼の金の板の魔力で、博物館中の展示物に生命が宿る。


ジャングルに紛れ込んだような。
ガリバー旅行記の小人の国のような。
タイムスリップをしたような。



色んな展示室にいた収蔵物たちが、一斉に好き勝手な躍動を始めるのだ。
ローマ皇帝オクタヴィウス、フン族の王アッティラ、米国大統領セオドア・ルーズベルトがご対面するなんて。



西部開拓史のカウボーイたちの展示ケースの隣は、ローマ帝国だ。
お互いを隔てている壁に向かって、前者は、


爆薬で岩山を砕いて、切り開こうとフロンティア魂炸裂。


後者も「領土を拡大するのだ〜」と、壁を崩そうとする。



両者、むちゃくちゃ険悪ムード。



・・・って、ありえない。




やっと得た仕事「博物館の夜警」としてやってきたラリーは、息子にいいところを見せるために奮闘。
一生懸命勉強し、収蔵物たちの手なずけ方や弱点を習得していく。



夜警って、外部からの悪者から展示物を守るんじゃなくて、展示物から自分を守るのが仕事なんだ・・・・





と思ってしまいそうなところで、展開が。


ダイナソーのキャラがキュート。
モアイが活躍♪



大人が見ても、愉快な気分になれるよ。