密猟?

uiui2008-01-30


なぜか頭の中に絶滅種のカエルの油で作ったクレヨンがよぎっていた。
更に、アイルランドかどこかには「カエルを舐めてはいけない」という法律があったなぁと、思いはあらぬ方へ膨らむ。
でも、まちがいだった。
「密猟」じゃなくて、 「蜜蝋」
クレヨンじゃん。
万が一、子どもが口に入れても安心なクレヨン。
「クレヨンはタベモノ」と子どもが認識しそうだけど・・・。




「お腹すいたよー」


「クレヨンでも食べときなさい」







このところ意識していたフェアトレード商品を扱うお店に行ってみた。
クレヨンも商品もその1つ。







・ふろむ・あーす三軒茶屋
http://www.from-earth.net/

・ぐらするーつ(渋谷)
http://grassroots.jp/



アンフェアな状況は改善しなくちゃねー。
でも、「フェアトレード商品だから」他の条件を満たさなくてもこれを選びましょう、買いましょうというのは、消費者の気持ちとはズレてるよなぁと思ってた。
それに一時的な同情で製品を買ってもらっても生産者の市場での地位は向上しないよねぇ?
そんな気持ちで行ったけど、お店は「まずは商品に魅力を感じてもらうことが大事」というコンセプトはしっかり持ってるとのこと。



どちらのお店も狭くてねー。
ふろむ・あーすは、1人がやっと通れるほどの通路の店内にぎっしり商品が並べられてる。
更に、ぐらす・るーつは、軸足を1歩ずつずらしながら回転するように移動しないと店内をまわれないほど狭い。






この感覚は、えーと?





あ。バスケットボール。







でもね、宝探しみたいなワクワク感があるよ。
お店の人も全然寄ってこないので、のんびり物色。
いつもの日常を少ーし豊かにできるようなスリリングさもある。
それでも、外国に観光旅行に行って、「記念」以外のなにものにもなれない物を買ってしまうという感覚とは違って、十分「欲しい」ものになりうる商品たちじゃないかなあ。
ダイレクトに生産者とつながっているから、消費者のニーズを伝えて、商品開発がしやすいんだって。
遠くから持ってきたものを異国情緒だけで一方的に売ってるわけじゃないんだね。
それに、フェアトレードと「地球にやさしい」というコンセプトの商品がだぶる理由もなんとなく分かった。





でも、こんなにダイレクト流通だと、売れ残った商品の処分がしづらいような気がする。
どうしてるんだろ。






購入してみた商品たち。

「スリカレー」(スパイス14種類セット)
472円
スリランカカレー用のスパイスセット。
ルーではないので、ついてるレシピの通りにまずカレーを作ります。
スパイスの個性とまろやかさがよいバランスです。
カレー好きなので、なにかと評価基準にカレーを持ってきてしまうところが自分でも悲しい。
(トップ画像ができあがり)



「ハニーブッシュティー
30g:399円
南アフリカ共和国からやってきた。
蜂蜜のようなほのかな甘い香り。
ミネラルが豊富で、授乳期や妊娠中の方にもよいそうな。
でも、ルイボスティーに似てる。



「カルロスさんのコーヒー」
50g:548円

職場用のインスタントを。
カルロスさんの気持ちをつぎ、栽培から焙煎・加工にいたるまで、農薬・化学肥料・化学薬品を一切使わないのだそうだ。
フリーズドライで香りがとても良い。
豆にそんなに劣ってないかも。
味は、ベトナムコーヒーと濃い麦茶をちょっと足したような香ばしい感じ。
いいかもー。




「インカインチヴァージンオイル」

プルケネティアポルビリスの種子からとった油180g:1,680円
ラベルについてる緑色の星型の種が原料かな。
芳醇な緑草と果樹とナッツの香り。軽くてサラサラなオイル、というのがウリです。
ドレッシングを作ってみたら、これはヨイ♪
パスタは、このオイルと塩コショウ、ガーリックだけでもヨイ♪
ピスタチオが好きな人なら気に入ると思うなあ。



webshopもあって、ちょっと話題になっていた布ナプキンもありましたよー。