はかせとナビスコ

先日、The wh♂トリビュートライヴで演奏された曲「5:15」の歌詞
「inside,outside」が「一切合財」に聞こえたわけですが、とうとう音源で確認することができましたよー。


「inside outside,leave me alone
inside outside,nowhere is home
inside,outside,where have I been」


そうだ、そうだ。
これよー。



「一切合財とられて独りぼっち
 一切合財奪われて、家もない
 一体全体どこにいきゃいいのよ!」





意味も通る!
やっぱり「一切合財」じゃ?





ごめんなさい。ごめんなさい。
デタラメ訳しました。
信じてはいけません。
The wh♂ファンのみなさん、許してください。




他に「チャットモンチー」「クレイジーケンバンド」「サディスティックミカバンド」「BEE GEES」あたりをランダムに借りてきたので、聴いてみる。
こんなにいっぺんに節操のない聴き方をするのは久しぶりだ。
中でも、よかったのは、「情熱大陸/葉加瀬太郎セレクション」。

情熱大陸」は、'98から放送されてるTV番組で、なにかを「表現する」あらゆる分野の人たちを紹介してるんだよね。
この番組に出演した人たちの曲の中から葉加瀬太郎がセレクトした15曲。
ヴァイオリンの葉加瀬太郎バンドネオンとパーカッションが奏でるタンゴのようなサンバのような哀愁と情熱を感じるテーマ曲は、番組を見ない人にもおなじみなんじゃないかな。
彼の曲は、この曲と他にも数曲。
他に、アコーディオンcobaさんの「水に映える都」。
落語家の柳家花緑さんは、趣味を超えたピアノ演奏と噺を合体させたCD「花緑のピアノ噺」からの1曲。
元ちとせは、キャロル・キングの「Home Again」。
坂本龍一の「Neo Geo」などなど。





 
えー、味の素スタジアムでのナビスコ杯。
アジアカップやU20に埋もれて、関心は低いかと思われます。



周囲の応援がだんだん




「行け、行け〜!」から




「ゴールいれていれていれていれていれていれて」


の哀願になっていく。




ボールが水しぶきをあげて滑っていく様子は、不気味にスピードがおちてしまい、スローモーションを見ているみたい。
それを計算したつもり強く打ったボールがすっ飛んでいくー。
敵も味方も滑っていくー。
ボールが全く来ていないポジションの選手も滑るー。
ビール売りも滑るー。
観客固まる。
コメディを見に来たんじゃないってー。
うぅ。



こんな雨の中で勝負をする意味ってあるのかな。
せっかく練習してるのに、練習と全く違う環境で試合する意味。
スケジュール的に仕方ないのかな。



あそこが悪かった、あの動きはよかった、いつもの試合に比べて・・・と、娘2号と話しているうちに彼女がぽつりと言った。





「あたしたちが、反省してもしかたない。」






然り。
でも、応援って、どんなスポーツも選手と1つになってしまうのよねー。
試合後は勝っても負けてもヘトヘトだよ。




一緒に観戦していたガールズのお友達を車で送っていくことになった。
お家の大体の方角は分かるんだけど、一方通行やら踏み切りやらで入り組んだ街。




「はっ!反対方向でした!逆方向に戻ってください。すみません!!!!」



はいはい。



「あーっ!右に行ってください」



曲がると行き止まり。



「は?あれ?え?え?え?」という彼女にみんなで大笑いしてるうちに、立ち直ってきた。




で、どの道を行けば、帰れるんだっけ?