ボン・ヴォヤージュ運命の36時間

イザベル・アジャーニの小悪魔ぶり炸裂。
男性にも女性にも嫌われるぞー。
知らないぞー。


バタバタバタバタ慌しい展開に惑わされるなー。
きみじゃないかー、イザベル!


1940年頃、第二次世界大戦が幕開けとなり、ヒトラー率いるドイツがパリに侵略するという歴史的背景に翻弄される登場人物たち。
政界トップたちの歴史に残る論議
困惑に満ちた街。


いーえっ!
映画には、核兵器の原料なんかも登場するんだけど、ぜーんぜん。
やっぱり元凶のもとはイザベルです。


宗教画にも現れそうな非現実的な雰囲気を醸し出す、不思議な女優さん。
子どもの頃、家にあった雑誌ロードショーで彼女の写真を見たとき、とても印象に残りました。
この映画の中でも、その存在感が際立っています。
役柄としては、助演なのだけど、主演よりも輝きがあるのは確かです。