ジョニー・デップ 3本

「シークレットウィンドゥ」「チャーリーとチョコレート工場」「シザーハンズ


ジョニー・デップは、台詞がなくても眼で語れるから怖い。
とても澄んでいて、一歩間違うと狂気もかいまみれるほど。
この映画は、ストーリーが観客を裏切りまくる展開で怖いので、ジョニーの醸し出す狂気を最大限に生かせていると思います。
役作りもすごい俳優さんで、とっても魅力的なのに、ずっと一緒にいたくない。
こわいんだもの。


チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

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おとぎ話ちっくなのに、目が笑ってないぞ、ジョニー!!
やっぱり怖い。
アニメでなく、人間が演じているから、全体的に「不思議の国のアリス」ほどの不気味さはでていないけど、その分、チョコレート工場のウォトカ氏のキャラを生い立ちと結びつけて表現することに成功してるかな。
ところで、チャーリーのおうちがまずしくて狭いため、2組のおじいちゃん&おばあちゃんがベッドで向きを交互にして寝てるんだけど、あれ、やったことあります。
事情があり、1つのベッドで3人が眠らなくてはならないことがあって、スペースを有効利用したら、そうなった。
つまり、同じ方向で眠っている2人の頭の間に、反対方向向きに眠っている1人の足があるわけです。
もう2度とやりたくありません。
寝返りをうつのが恐怖なんだもの。(笑)
ジョニーの子どもがこの映画に出ているジョニーお父さんを見たそうだけど、イマイチ不評だったとか?


ジョニー・デップは、もとはミュージシャンで、オアシスやストーンズの演奏にギタリストとして参加したこともあるそうです。
「ロックミュージシャンが映画に出演するとなると、こうなるのか・・・」と唸ってしまったものです。
手が巨大なハサミになっている変わった人(バルタン星人とは違う感じ)を演じてるんですが、一見妖怪系なのに街の人々が群がってくる(特に女性たち)理由は、映画を観ればわかるはず。
とってもキュート。
ハサミ人間ならではの特技がイカシてます♪
だんだん、「泣いた赤鬼」の赤鬼さんみたいな立場に追い込まれていきますが、やっぱりキュートです。

最初にこの映画を観たのは、随分前だけど、今でも大好きな映画のうちの1つです。ジョニー映画の中では、1番好き。
(「ショコラ」も良かったなー。あのジョニーにならついていきます♪)
悲しくて泣けちゃいますが、ほんわかした気持ちが残ります。
なんだか「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のジャックとイメージがダブッちゃうんだよなあ。


次は、ジョニーの「妹の恋人」あたりを観る予定です。

映画は好きで、たくさん観たけど、今のところ、「好き」と言えるのは、

ライフ・イズ・ビューティフル
・ヒューマン・ネイチュア
ショーシャンクの空に

あたりでしょうか。
それから、「好き」というのとはちょっと違うけど、「心の地図」というマイナーな映画が忘れられません。