フォーゴットゥン
- 出版社/メーカー: Sony Pictures
- 発売日: 2005/01/18
- メディア: VHS
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なので、この映画が、どういう内容だったか、どうして録画しようと思ったのか、すでに忘れてしまっていたので、全く白紙の気持ちで見始める。
二転三転する「事実」と、見ている者を最後に突き放すような結末。
そういうポイントでかなり楽しめるかな。
ただ、二転三転させるために状況設定のつめがやや甘くなってるような気も。
この私でさえ、「なんで?」みたいな箇所がいくつかあったりするんだよね。
(私の理解が間違っているのかも)
親が子を想う深い気持ちがエンディングまでどかーんと貫かれているので、よしという見方もできる・・・・のかな?
子供は、生まれてから数年も経たないうちに出生の記憶を失ってしまうけど、親は出産の記憶を死ぬまで覚えていますね。
血の通った人間というイキモノに刻み込まれている深い記憶との戦い。
ちょっとネタばれっぽいことを書いてしまうとすれば、登場人物が消える場面が何回かあるんですが、これが私的には大ウケでした。
これは、他の映画では見た事がない!
豪快♪
「ショーシャンクの空に」のような大逆転的なスカーッとした気分にはなれない上に、観客だけが登場人物の記憶にとまどってしまう・・・・
それを快ととるか、不完全燃焼ととるか・・・
翻弄されてみたい方は、是非。