虚しい対決

uiui2006-09-09


打っても打っても平然と返してくる。


こちらが完全なアウトボールを打っても、ネットインでも、
はたまた、トップでアタックボールを叩いてもストロークの重みを無視して、淡々としたリズムで返してくる。


ソイツは・・・・







オートテニスのマシン。




娘がテニスを始めた。
初心者が自分のストロークをつかむのに良さそうなのでオートテニスに連れていった。
というか私が久しぶりにやりたかったのです。
200円で50球。
高田馬場シチズンより割安かなあ。行ったことないけど。
200球くらいオトナゲない気迫でパコパコやって、ふぅ。
同施設内の釣堀眺めて、ぼー。
おぉぉぉ、鯉だ・・・・・・・



私は実はテニス壁打ちフェチです。
子供の頃、広島に山陽新幹線が開通しました。
高架線路の下のスペースに入れる扉があり、中に潜り込んでみると、大きな壁がありました。
関係者しか入ってはいけないはずだけど、だれもいないし、施錠もされていなかったのです。(施錠されていても、外への抜け口はあった)
そう。
そこが私の壁打ち天国♪




打って、打って、打って、打って、打ちまくっていた。
壁打ちっていったってね、ちゃんと打たないと、ボールはヘンな方向へ跳ね返されて打ち返せなくなるし、サーブや強打をすればそれなりの速さで戻ってくるので、すぐに体勢を整えなければなりません。
自分の打点と壁と地面の美しい三角形。
これがずいずいっと続くこと。
これが壁打ちの真髄。




そんなこんなで、大きな壁を見ると、壁打ちに適しているかどうか、今でもついつい診断してしまうくせがあります。
イレギュラーバウンドになってしまう凸凹はないかなー。
後ろに充分なスペースあるかなー。




あ。さぞや、テニスが強かろうと思った、そこのアナタ。
あくまでも、壁打ちフェチですから。



最近めっきりステキな壁が見当たらず。
あってもきっと、壁打ちなんてしていたら苦情がくるね。
公園などにある壁打ち用の壁なんて、全然色気を感じない。
仕方ないので、またオートテニス行ってきます。



え?
フツーのテニスやらないのかって?
うーん、だって、疲れるし。(おい)
人と戦うの苦手だし。(おーい)