PLAYBOY
こそこそこそこそ・・・・・・
大きな書店は狙わない。
小さい書店、それもレジに腰の曲がったおばあちゃんがいるだけ。
え? 強盗?
こんな平和主義者つかまえて、失礼な。
レジのおばあちゃんは、お客が店内でどんな本を手に持ってるか感知していない。
2・3冊本を持てば、更に分からない。
え?万引き?
落ちてる1円玉拾うのにもドキドキするんだよ?
レジはバーコード打ちなので、表紙は見ないな。
よしっ!!
買ったのはPLAYBOYである。
10月号にビリー・ジョエルとマドンナ、ビヨンセのインタビュー記事が載っていたのだ。
特集の「9.11から5年。こんな時代だからこそニューヨーク」というのがあって、ブロードウェイの著名人たちがジャズ、演劇、文学、ダンスなどさまざまな視点から語っている。
ロバート・デ・ニーロやグウィネス・バルトロウ、ユア・サーマンらも映画という観点から意見を。
これらの記事を電車の広告で知って、読みたいなあと思っていて、ついにこの奇行に至ったのだ。
さすがにこの1冊だけでは、ナンだったので、意味も無く「ぴあ」まで買っちゃって、ウサギマークの雑誌を隠してみる。
大成功。
レジからおつりを出すのが異様に遅くて、ドキドキしたけど、おばあちゃんは、バーコードとお金しか見ずに雑誌を袋に入れて渡してくれた。
・・・・・・これ、どこで読めば?
Tully's Coffeeで背後に人がいないのを確認し、ここでまた「ぴあ」の登場である。
ウサギの表紙を隠して、読む。
せっかくなので、グラビアページも見てみる。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
別の生き物だ、別の生き物だ、ベツの生き物だ、ベツのイキモノだ、ベツノイキモノダ・・・・
家に置いとくのも気が引けるので(気が滅入るので)、後で誰かに贈呈しよう。