ライヴ：栗コーダーカルテット

リコーダーを中心にオリジナル曲やアレンジものを4人でやります。
NHK教育テレビ「JamtheHOUSNAL」「ピタゴラスイッチ」、「キョロちゃん」、映画「クイール」など多数のサウンドトラックやCMを手がけてるんですよね。
私自身は、ハットリ・ヒロノリさんという絵本作家（イラストレーター）さんに教えていただいてから存在を知りました。
ハットリさんが個展やデザインフェスでBGMとして流していたのです。
で、その栗Qがウクレレ中心にやるとのことで、渋谷に駆けつけました。
といっても、ウクレレ曲は半分くらいかな。
リコーダーの他に、カズーやピアニカ、スパイルフォンなども登場。

栗原さんののーんびりとした飾らないMCが曲と同じくらい楽しい。
飲み会に一人はいてほしいタイプ。
ウクレレ演奏において、一番上手な近藤さんは、おちゃめな音やふくよかな音や、時に歌詞を歌うかのような音を奏でます。
川口さんは、某Mちやんに似てるなあ。
関島さんの身長よりも長いリコーダーがベース音役。
あんなリコーダー、初めて見たよ。
リコーダーユニットということで、みんな口に楽器をくわえてるわけで、歌はありません。ウクレレの時も同じ。
それでも、景色が見えますねえ。

例えば。

「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第一楽章（モーツァルトのカバー）」は、栗Qのみなさんがアロハみたいなシャツを着ていても厳かな空気を作ってしまう。
「冷たくしないで」（エルヴィスのカバー）も近藤さんがエルヴィスに見えてしまうじゃありませんか。
「ウルトラセブンの歌」（ウルトラマンのカバー）はチューバも使い、あの印象的な音を再現しつつも、なぜか笑いがとまりません。
「ハイウェイ・スター」（ディープ・パープルのカバー）もしかり。
「帝国のマーチ」（「スター・ウォーズ」よりダース・ベイダーのテーマ）は、地球の暑さにやられてやる気なしなダース・ベイダーがうちわで扇いでいるのが見えてしまいます。←オススメ曲

アンコールでは、「ピタゴラスイッチ」のテーマやバッハの「アダージョ」もやってくれました。
単なるウケ狙いのユニットじゃないですよー。
でも、一生懸命やってる姿がなんとなくほほえましいというか・・・・（謝）

もともとは「ウクレレ・ビートルズ」をやろうということで始まったウクレレ企画がこんなにも増えているそうです。

「ウクレレ・フォース」（スターウォーズ）
「ウクレレ・エルヴィス」
「ウクレレ・ジブリ」
「ウクレレ･ウルトラマン」
　　
　

全体的な関連性はあまりないような・・・・

これらのベスト版である「ウクレレ栗コーダー」の発売記念ということで開催された今回のライヴでしたので、内容をご紹介。（でも、私はまだ買ってない）

1. アイネ・クライネ・ナハトムジーク第一楽章（新録音・モーツァルトのカバー）
2. 冷たくしないで（ウクレレエルヴィス）
3. 夢の人（I've Just Seen A Face）（ウクレレ・ビートルズ）
4. ウルトラセブンの歌（ウクレレ・ウルトラマン）
5. Power To The People（未発表音源・ジョンレノンのカバー）
6. The Luck Of The Ilish（ウクレレ・レノン）
7. ハイウェイ・スター（新録音・ディープ・パープルのカバー）
8. ボヘミアン・ラプソディ（新録音・クィーンのカバー）
9. ガンダーラ（新録音・ゴダイゴのカバー）
10. 帝国のマーチ（ダース・ベイダーのテーマ）（「スター・ウォーズ」より/ウクレレ・フォース）
11. サイモンの夢（新録音・ペンギンカフェ・オーケストラのカバー）
12. となりのトトロ（「となりのトトロ」より/ウクレレジブリ）
13. もののけ姫（「もののけ姫」より/ウクレレジブリ）

そんな感じで、渋谷DUOにて、一足先に梅雨明け気分を味わってきたのでした。
知人も行くとのことで、ばったり会えるかなと思ったけど会えず。