缶詰マニアックス
- 作者: タカイチカと缶詰研究会
- 出版社/メーカー: ロコモーションパブリッシング
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
お店で食べるラーメンとカップラーメンが異なったショクモツであるように、
シェフの作るカレーとレトルトカレーが異なったショクモツであるように、
缶詰もまた元のメニューとは異なったショクモツであると思います。
この本では、日本だけでなく、世界の缶詰も紹介しながら、「美味度」「汎用度」「美的度」「満足度」で評価。
缶詰たちの楽しみ方もご紹介。
フランスの「鴨のオレンジソース煮」缶。
わかっちゃいるけど、缶を開けたら、美しいお皿にのったおフランス料理が登場!と期待してしまう。
越後魚沼の米!ではなくて、コンビーフ。
究極の霜降肉だそうで。牛肉で作ったバターのような味わいだそうで。
小あじのシークワーサーマリネ。
沖縄ゴーヤーカレー。なぜかパイナップルが1番多くはいっているらしい。
トルコの「サルマ」(ブドウの葉のピラフ巻)。
想像できない。
阿久根農業高校3年A組の「いわし味噌」。
問い合わせ先に連絡したら、もちろん学校につながります。
地元でも人気だそうで。
香港のまぐろ水煮缶「GEISHA」の名前の由来は?と思ったら、日本の業者が外国向けに作った製品だそうで、缶にも艶やかな姐さんの絵がついてます。
缶詰にも食べごろがあって、製造後半年くらいがよいらしい。
ふーん。
日本で初めて商業的に缶詰を開始したのが、明治10年10月10日だったから、10月10日を「缶詰の日」と制定したそうな。
・・・・・え? 今日じゃん?←ホントに驚いた
そんなわけで、今夜はツナ缶とパプリカでイタリア風にアレンジした春巻を作ってみました。