広島に着いた

車中では、体を右向かせたり、左に向かせたり、娘と組み合ったり、体育すわりをしたり・・・・眠りながら、組体操。(疲れないコツ)
     
         
      朝焼けの吉備SAでは、桃太郎さんがお出迎え


広島に到着して、一休みしたら、卒業した小学校と中学校を訪ねてみる。
中学校は、卒業後、ばんばん校舎が建ったので、あんまり懐かしい感じは沸かず。
私が、入り口でおでこをしたたかにうった(3cmくらいのたんこぶできた)美術用の焼き物窯も見当たらない。
ふりむくと、

娘3号→なぜか玄関口の鯉を必死にデジカメで撮影しようとしている
母→不審者だと思われるのがいやなので、入ってこない




懲りずに市街地にある高校へ。
最近は、「理数科」なんかもできてて、がんばっている母校。
もう一度受験したら、不合格なのではないだろうか?と思われる。
          
3年間在籍したソフトテニス部をのぞいてみる。
転がっていたボールをコートに返したら、



「ありがとうございます!」



さわやか〜。
かわいぃ〜。
私もあんな感じだったのかなー。





し〜〜〜ん・・・・・・






そして、待ちに待った、お好み焼き。
あのね。
広島以外で食べる「広島風お好み焼き」、少なくとも東京にある「広島風」は地元の人たちが日常食として食べるソレとは違うよ。
大体、エビやらカキなんかはいってないから!
それは観光客向け。

東京でお好み焼きを作ろうとすると、オタフクソースはスーパーでも売ってるけど、モヤシがねー。
関東で売ってるモヤシの多くは、太くてみずみずしいのね。
これで、お好み焼きを作るとびしょびしょしちゃうんです。
←こういう細いのがマル



お土産に、お好み焼きのケータイストラップトップを買いました。
しかも、


自分用。

                      


街は、以前、帰省したときよりも活気が出ていました。
連休であることを差し引いても、デパートやお店の隅々まで人がいる。
前は、なんとなく昔からの店たちが伝統として構えているけれど、住人たちが欲しい街とは違うものになってしまっているような感覚がありました。
商業都市でも、観光都市でもない感じ。
今は、広島駅北口方面の開発・新球場の建設を数年後にひかえて、じわじわとエネルギーを蓄え始めているような緊張感がありました。
母が言うには、紙屋町の地下街は放射線状になっているのが大失敗だったのだと。
一方向へ進んだ人は、ぐるりと廻って街を散策できればよいのだけれど、放射線状では、また同じ道を戻らなければならない。
街づくりの構想がイマイチ甘いのではないかとのこと。
なるほど。
でもね。また元気がでてきた広島。
次の帰省が楽しみです。
       
それにしても、カープサンフレッチェもあまり街に出てこないんだねー。
大宮なんて、駅から出たら町がオレンジ色に見えたけど。



1年前にできたというマリーナホップにもでかけました。
広島西飛行場のちょいと先にできた、外国などにあるショッピングモールのようなとこ。広島駅から直行バスもあり。
小さな遊園地もついてる。
ファミリーにも高齢者にも、もちろん、若い人たちにも楽しめるような店舗が並びます。
アウトレットショップやレトロ家具もあり。
あ、ヴィレッジ・ヴァンガードもあったぞ。
                       

これまでは、せっかく瀬戸内海があるのに、海辺でのんびりできるところが少ないのが残念だった。
ここは海を眺めながらのんびりできそうだよ。
埋め立てばかりしないで、こういう施設をもっと作ろうよ。


高校の時のお気に入りの、海を眺めるポイント。
私にとっての秘密の場所。(他の人も知ってるだろうけど)
そこにも行ってみたかったけど、時間切れ。
また今度。




母とお寿司を食べた。
土地が変わるとネタも少し違いますよね。
東京にある青柳は、広島にはありません。
最近東京でも見かける「海ぶどう」は随分前から広島にはあったなあ。
これは、かわはぎのお寿司→
母が「はぁ、日本酒、おいしいわ〜」と言った。
なんだか、ちょっとさびしい気持ちになった。
多分、ほんとに久しぶりのお酒なのだろう。



実は、この後に熊本旅行に出かけるのだけど、母は同行しないことになった。
最近、乗り物酔いがひどいから、自分もつらいし、みんなに迷惑をかけるのもいやだから行かないというのが理由。
でも、多分ほんと理由は、後でポツリと言ったこっちだね。
「熊本から、みんなは飛行機で東京で帰るのに、私一人で広島に戻るのは寂しいし」




勤めている頃の母は、凝った料理をする余裕なんてなかったけど、最近はなにやら、クッキー・ケーキ・シュークリームと・・・・
どうしたんだろう。心配。(笑)
これからはもっと、私&娘たちが代わる代わる試食に来るからね。


広島市内には7本の川が流れています。(このため地下鉄が作れず、路面電車に頼っている)
そして、瀬戸内海がすぐなので、川でありながら干満します。
そんな土地で育ったので、景色に水があると、ほっとします。